◆日本通運 クライマックスシリーズ パ最終Ｓ第５戦 日本ハム７―４ソフトバンク（１６日・札幌ドーム）
日本ハムが７―４でソフトバンクに逆転勝利し、４年ぶりの日本シリーズ（Ｓ）進出を決めた。広島―日本ハムと、両リーグの優勝チーム同士が激突する日本Ｓは、２２日から広島の本拠地・マツダスタジアムで開幕する。
７―４で迎えた９回表、栗山監督は「３番・ＤＨ」の大谷を“抑え”でマウンドに送り出した。大谷は初球から１６３キロ。ノーボール２ストライクから自己最速タイの１６４キロを投じた。松田を三振。続く吉村への初球で１６５キロと自己最速を更新し、連続三振を奪った。最後の打者・本多を遊ゴロに抑え、日本シリーズ進出を決めた。
日本ハムは初回に４点を先制されるも、２回の中田のソロ弾から反撃の狼煙。３回は杉谷の適時打で１点を返した。４回には代打・岡の２点適時打と中島卓のスクイズで逆転。
５回は１死走者なしから「３番・ＤＨ」でスタメンの大谷が、二塁内野安打で出塁。４番・中田が左二塁打で続くと、１死二、三塁のチャンスで、近藤が右翼へ２点適時二塁打を放ち、７―４とリードを広げた。