↑並んでダッシュして汗を流す菅野(右)と小林
巨人・菅野智之投手(27)と小林誠司捕手(27)が14日、引退した鈴木尚広外野手(38)との最後の真剣勝負を熱望した。球団は11月23日のファンフェスタ(東京D)で鈴木の引退セレモニーを検討しているが、バッテリーは先輩の花道を飾るとともに、“神の足”に挑戦したい考えだ。
昨年のファンフェスでは、引退した高橋監督と菅野の1打席対決が行われた。背番号24は左中間へ鮮やかなライナーをかっ飛ばし、現役生活とファンに別れを告げた。鈴木ならもちろん、盗塁をかけた勝負だろう。小林が「もしチャンスがあるなら、一生に一度なので、全力のガチンコで勝負してみたい。刺せる気はしませんが…」と言えば、菅野も「尚広さんが望むなら、ぜひそういう形で送り出させていただければと思います」と目を輝かせた。
究極の頂上決戦だ。鈴木は200盗塁以上の歴代最高成功率(8割2分9厘0毛)を誇る、言わずと知れた超人。だが、G最強バッテリーのクイック&強肩も負けてない。小林が正捕手に定着した昨季以降、菅野―小林コンビの盗塁阻止率は6割。3割5分以上で一流とされる中、驚異的な数字をたたきだし、もはや走者にスタートすらさせない領域に近づいている。
小林は「走塁技術、足の速さ…本当に味方でよかったです」と、寂しそうに言葉を絞り出した。最後の最後に、対決は実現するか。そして、神から太鼓判をもらうことができるか。(尾形 圭亮)
巨人・菅野智之投手(27)と小林誠司捕手(27)が14日、引退した鈴木尚広外野手(38)との最後の真剣勝負を熱望した。球団は11月23日のファンフェスタ(東京D)で鈴木の引退セレモニーを検討しているが、バッテリーは先輩の花道を飾るとともに、“神の足”に挑戦したい考えだ。
昨年のファンフェスでは、引退した高橋監督と菅野の1打席対決が行われた。背番号24は左中間へ鮮やかなライナーをかっ飛ばし、現役生活とファンに別れを告げた。鈴木ならもちろん、盗塁をかけた勝負だろう。小林が「もしチャンスがあるなら、一生に一度なので、全力のガチンコで勝負してみたい。刺せる気はしませんが…」と言えば、菅野も「尚広さんが望むなら、ぜひそういう形で送り出させていただければと思います」と目を輝かせた。
究極の頂上決戦だ。鈴木は200盗塁以上の歴代最高成功率(8割2分9厘0毛)を誇る、言わずと知れた超人。だが、G最強バッテリーのクイック&強肩も負けてない。小林が正捕手に定着した昨季以降、菅野―小林コンビの盗塁阻止率は6割。3割5分以上で一流とされる中、驚異的な数字をたたきだし、もはや走者にスタートすらさせない領域に近づいている。
小林は「走塁技術、足の速さ…本当に味方でよかったです」と、寂しそうに言葉を絞り出した。最後の最後に、対決は実現するか。そして、神から太鼓判をもらうことができるか。(尾形 圭亮)