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【巨人】尚広が引退会見 走塁、盗塁とは「自分が一番輝ける魅力のある場所」

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↑引退記者会見を開いた鈴木

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↑球団職員から花束を受け取る鈴木

 巨人・鈴木尚広外野手(38)が13日、都内のホテルで引退会見を行った。会見における主な発言は以下の通り。

 ―今の気持ちは?

 「すっきりしたという気持ちに尽きる。悔いはありません」

 ―引退を決断した要因は?

 「正直、体力、技術は僕の中では上がってます。それに対して、自分の心が離れていった。ギリギリの勝負をさせてもらっている中で、僕の仕事は一発勝負。心技体、どれかひとつ欠ければ勝負はできません。プロフェッショナルとしての生き様ができなくなった時が引き際だと感じるようになってきました」

 ―引退を決めた時期は?

 「クライマックスが終わってすぐですね」

 ―最後のプレーが、けん制死となった。

 「なかなかないことを最後にしてしまって、『しまったな』と気持ちではいるんですが、これも鈴木尚広にとって、ある意味、最後ふさわしいのかなと。野球の神様の、『もっともっとこれから成長していくんだぞ』というメッセージが込められていたのかなと思います」

 ―鈴木選手にとって走塁、盗塁とは?

 「自分が一番輝ける場所。3秒あるかないかの中で勝敗が決まる。一瞬のために準備するという、一番魅力のある場所でした」

 ―盗塁成功率が歴代1位。

 「よくやったんじゃないかと思います。自分で自分に、最後に一番いいプレゼントができたんじゃないかと思います」

 ―巨人ファンの大歓声はどう聞こえていた?

 「実は、相当なプレッシャーでした。『走れ走れ』と聞こえると、何かせかされているというか…(笑い)。『ちょっと待って、今タイミング計っているから。今いくから』って。でも、あの歓声がなかったら、成功率はもっと低かったと思います。僕にとって、最高の武器でした」

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