↑ヤクルト退団を発表した田中浩康
7日に戦力外通告を受けたヤクルト・田中浩康内野手(34)が11日、都内の球団事務所で“退団会見”を行った。この日、球団が急きょセッティングした会見で「12年間お世話になったので、球団の方には家族のように接してもらった。寂しいけど、(退団を)決断したので、次のステップに向けて頑張っていきたい。スワローズファンのみなさんは、いい時も悪い時も声援を送ってくれた。うれしくて、励みになりました」と話した。
今季終盤、田中浩は球団側に来季からの指導者転身を打診されたが、現役続行を強く希望。退団の運びとなった。「現役選手にこだわっての決断です。引退するわけではなく、一つの区切り」と説明した。
尽誠学園高(香川)から早大を経て、04年ドラフト自由枠でヤクルト入団。07年からは6年連続で100安打以上をマークした。11年には、2番打者としてプロ野球歴代3位のシーズン62犠打に成功。二塁の守備でも、12年にゴールデングラブ賞を受賞し、2度のベストナインにも輝いた。
しかし、山田哲人内野手(24)の台頭もあり、13年から出場機会が減少。近年は外野や一塁の守備にも挑戦したが、今季は31試合で打率1割8分8厘、0本塁打、1打点だった。
それでも、もがいた日々を「(自身の)幅が広がった」と前向きに捉えている。「新しく挑戦することを学んだし、その経験を大事にしていきたい。山田のことはリスペクトしています」と言った。
現状では、11月の12球団合同トライアウトは受験しない方向だが、今後は2軍施設のある埼玉・戸田などで練習を重ねていく。「どうなるか分からないので、万全の状態にしておきたいと思っています」。プロ野球人生第2章に向けて、新たなスタートを切る。
まだ若いので頑張ってくださいね。
7日に戦力外通告を受けたヤクルト・田中浩康内野手(34)が11日、都内の球団事務所で“退団会見”を行った。この日、球団が急きょセッティングした会見で「12年間お世話になったので、球団の方には家族のように接してもらった。寂しいけど、(退団を)決断したので、次のステップに向けて頑張っていきたい。スワローズファンのみなさんは、いい時も悪い時も声援を送ってくれた。うれしくて、励みになりました」と話した。
今季終盤、田中浩は球団側に来季からの指導者転身を打診されたが、現役続行を強く希望。退団の運びとなった。「現役選手にこだわっての決断です。引退するわけではなく、一つの区切り」と説明した。
尽誠学園高(香川)から早大を経て、04年ドラフト自由枠でヤクルト入団。07年からは6年連続で100安打以上をマークした。11年には、2番打者としてプロ野球歴代3位のシーズン62犠打に成功。二塁の守備でも、12年にゴールデングラブ賞を受賞し、2度のベストナインにも輝いた。
しかし、山田哲人内野手(24)の台頭もあり、13年から出場機会が減少。近年は外野や一塁の守備にも挑戦したが、今季は31試合で打率1割8分8厘、0本塁打、1打点だった。
それでも、もがいた日々を「(自身の)幅が広がった」と前向きに捉えている。「新しく挑戦することを学んだし、その経験を大事にしていきたい。山田のことはリスペクトしています」と言った。
現状では、11月の12球団合同トライアウトは受験しない方向だが、今後は2軍施設のある埼玉・戸田などで練習を重ねていく。「どうなるか分からないので、万全の状態にしておきたいと思っています」。プロ野球人生第2章に向けて、新たなスタートを切る。
まだ若いので頑張ってくださいね。