巨人は３日、クライマックスシリーズ第１ステージ（８日開幕、対ＤｅＮＡ）に向けた全体練習を再開した。１日に阪神とのレギュラーシーズン最終戦（甲子園）を終え、２日は一部先発投手を除いて休養日。この日はＣＳ第１Ｓの舞台、本拠地の東京Ｄで約３時間、体を動かした。
投手陣では２軍から西村、戸根、今村、中川の４投手が１軍に合流した。現状、出場選手登録は２７名で空きは１枠。そのため登録されるかは未定だが、投内連係、ランニングなどのメニューを消化した。ＣＳ第１Ｓで登板が予想される先発３投手は菅野が休養日、マイコラスがキャッチボールを入念に行い、田口は中距離走などで汗を流した。
野手ではクルーズが出場選手登録抹消。村田ヘッドコーチは「監督がチーム事情と言った？ ならそういうこと。監督が言っているんだから。誰を使うかは考えないといけない。打撃がいい人を使うのか、守備がいい人を使うのか。いるメンバーで誰が一番いいか。タラレバを言っても仕方ない」と説明。この日は実戦形式の練習は行わず、フリー打撃でじっくりバットを振り込んだ。