Quantcast
Channel: Mr.NPB&MLB&NEWS
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2517

【DeNA】大きな大きな「三浦」コール…三浦大輔、涙の引退

$
0
0
[image:1]
↑7回1死、捕手の高城と抱き合い、10失点で泣きながら降板する三浦(右)

 ◆DeNA―ヤクルト(29日・横浜)

 今季限りでの現役引退を表明しているDeNA・三浦大輔投手(42)が引退登板に臨んだが、7回途中12安打8奪三振3四球10失点で降板。プロ野球新記録となる24年連続勝利はならなかった。

 三浦は初回に1点、2回に3点を失ったが、味方が初回に1点、2回に5点を取り返してすぐに逆転に成功した。2点リードの4回に川端の2点二塁打など3安打で3点を奪われ、逆転を許し、降板かと思われたが、5回も続投。クリーンアップを3者凡退に封じた。

 5回まで8安打7失点。1点ビハインドという展開にもかかわらず、三浦は6回のマウンドにも上がった。だが、山田の2点二塁打などでまたしても3点を奪われる。それでもラミレス監督は動かない。続く鵜久森を二飛に仕留め、この回3つ目のアウトを取ると、降板を悟ったスタンドのファンは総立ちで背番号18に大きな拍手を注いだ。

 だが、ラミレス監督の粋な采配はこれでとどまらない。その裏、先頭の三浦がそのまま打席に入ると、ファンは大喜び。中飛に倒れ、これで見納めかと思いきや、三浦は7回のマウンドへ。この回先頭の雄平を渾身の137キロの直球で空振り三振に仕留めると、ついに指揮官がベンチを出て、球審に交代を告げた。

 ナインがマウンドに集まり、全員が三浦と握手。ベンチも総出で背番号18を出迎える。スタンドの大きな大きな「三浦」コールに包まれながら、大洋―横浜―DeNAと実に25年間にわたって慣れ親しんだハマスタのマウンドを降りた。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2517

Trending Articles