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【DeNA】三浦大輔、今季限りで現役引退「感謝の気持ちでいっぱい」

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↑会見で引退を発表したDeNAの三浦大輔

 球界最年長42歳のDeNA・三浦大輔投手が20日、横浜市内のホテルで会見し、今季限りでの現役引退を発表した。

 「ハマの番長」はこの日もトレードマークのリーゼントで登場。「私、三浦大輔は今シーズン限りで引退します。大洋ホエールズに入団して、横浜の街で育てていただきました。残りもう少しシーズンがありますけど、CSと一日でも長くユニホーム着ていられるようにいたい。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」と感慨深げに話した。

 「いろいろ考えて考えて決断した。今日伝えられて、ちょっとすっきりしました」と三浦。決断した理由は「勝てなくなったからです。先発ができなくなったら、辞めると決めていた」と続けた。

 今月16日の阪神戦終了後、高田繁GMに引退の意思を明かした。チームメイトにもCS進出を決めた19日の広島戦後のロッカールームで伝えたという。「まだできる。もっともっと勝ちたいという気持ちがあって、悩みましたけど、いろいろ考えて考えて決断した。今日(会見で)伝えられて、ちょっとすっきりしました」と三浦。決断の理由については「勝てなくなったからです。先発としてできなくなったら、辞めると決めていました」と潔く続けた。

 同席した高田繁GMが「(決断を)了承するしかなかった。チームにとって大きな大きな柱を失うことになるが、今後ともチームの柱になってもらいたいと思います」と話したとおり、背番号18は「横浜ナンバー」と名付け保存。永久欠番にはせず、今後、この番号にふさわしい選手が登場した際、三浦、球団両者が協議した上で継承していくという。

 「ずっと1年1年と思ってやってきました。球が速くなくてもプロ野球選手でいられるのを見せたかった。25年もやれると思わなかったし、本当に三浦大輔は幸せ者です」と目をうるませた42歳。「背番号18のユニホームを着て応援してくれるファンの人にずっと支えてもらいました」と、横浜に住み、この街を愛し続ける右腕は、37分間の会見の間、何度も「ファンの皆さんに支えられた」と繰り返し、大粒の涙を流した。

 三浦は大洋時代の91年ドラフト6位で入団し、以来、横浜一筋でプレー。プロ通算25年間で172勝を挙げ、98年には日本一を経験。投手コーチ兼任3年目となる今季は2試合に登板したが、0勝1敗で勝ち星なし。チームは19日に初のCS進出を決めていた。

 最後にトレードマークのリーゼントについて聞かれると、「卒業しません! このまま続けます」。堂々と宣言して「ハマの番長」は会見場をさっそうと後にした。

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