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【巨人】内海が8回2失点、3年ぶり2ケタ勝利に王手「ここまで来たら、何が何でも10勝」

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↑最終回を締めたマシソン(右)とグータッチする内海

 ◆巨人6―4ヤクルト(16日・東京ドーム)

 巨人先発の内海は8回9安打2失点と粘りの投球で9勝目を挙げ、3年ぶりの2ケタ勝利に王手をかけた。

 この日は1回にヤクルト先頭打者の坂口と続く川端に連打され、さらに暴投と内野ゴロで2点を失う不安定な立ち上がりだったが、すぐに打線が援護点。2回以降は走者を出すものの2つの併殺などで要所を締めて、白星を手にした。

 内海は「初回どうなるかと思ったんですけれど、(2回)以降は粘り強く投げられたと思います」と振り返り「1回裏に野手の皆さんが逆転してくれて、これは絶対に勝たないといけないという強い気持ちになった」。そして「毎試合、毎試合、打っていただいて後押ししていただけるんで、心強いですね」と打撃陣に感謝した。

 高橋監督も「(内海は)初回は少しどうなるかなというのがありましたけれど、そこからは内海らしいというか粘ってきっちり投げてくれたかなと思います」とチームの連敗を止めた投球を評価した。

 この日の白星で3年ぶりとなる2ケタ勝利に王手をかけた。左腕は「ここまで来たら、何が何でも10勝という気持ちでがんばりたい」と誓っていた。

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