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プロ野球 ニュース

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「焼き鳥タダじぇけえ」元赤ヘル戦士・木下富雄さんの店がVサービス↓

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↑現役時代の写真の前でほほ笑む木下富雄さん

 広島市内で、カープファンに誰より愛される「優勝請負人」がいる。焼き鳥店「カープ鳥きのした」のオーナー・木下富雄さん(65)は選手として5回、コーチとして1回、過去のリーグ優勝を全て経験した広島OBだ。ファンに感謝を伝えるために優勝記念の焼き鳥無料サービスを行うが、予想を超える快進撃に「大変です。街中がてんやわんや、てんてこ舞いです」と汗をぬぐった。

 マジック2で迎えた8日夜、中日戦を中継する店内のテレビに向け、まるで球場内にいるかのように声援に送る客たちのオーダーに、木下さんは笑顔で応じていた。「いや~。優勝はもう少し先かと思っていましたけど、まさかの展開ですからね~」

 「きのした」など、広島市内に13店舗を展開する「カープ鳥」は全店舗で、優勝翌日に焼き鳥全品と一部ドリンクを無料提供する超大盤振る舞いを予定している。「実は25年前の優勝の時もやったらしいですけど、お客さんがたくさん来てものすごいことになったようなので」。今回は午後6~9時に40分ずつの入れ替え制で3回転。「もちろん赤字ですけど、お客さんに少しでも感謝の気持ちを伝えられたらと」と笑う。

 焼き鳥9本セットが「黒田博樹」、ささみが「エルドレッド」などカープの選手にちなんだメニューがウリ。実は木下さんの名前も「アイガモの焼き鳥」のメニューとして残っている。「注文の時は『木下』じゃなく『木下さん』って気を使ってくれるのがカープファンのありがたさです」と語った。

 口ひげ姿から「パンチョ」のニックネームで知られた現役時代はユーティリティープレーヤーだった。守備位置はバッテリー以外は内外野をそつなくこなし、小技と足を駆使した打撃もチームに不可欠だった。過去6度のリーグVの全て経験した「優勝請負人」でもある木下さんは、黄金時代の再来を予言する。

 「僕は3回も日本一を味わわせていただきました。するとね、リーグ制覇だけだと満足できなくなるんです。だから、もっとレベルアップする。今のチームは若いし、テングになりそうな選手もいない。自信は過信にならないけど、負ける気もたぶんしてない。で、同じ方向を向いている。戦力を考えたら連覇できると思います」

 25年ぶりのリーグ優勝の、その先を見ていた。

 ◆木下 富雄(きのした・とみお)1951年5月7日、埼玉県杉戸町生まれ。65歳。春日部高―駒大を経て、73年ドラフト1位で広島に入団。バッテリー以外はどこでもこなす守備力としぶとい打撃で70~80年代の黄金期を支える。87年に引退。88~93年、00年はコーチ。01~05年は2軍監督を務めた。2007年に現在の「カープ鳥きのした」を開店。



【広島】緒方監督、巨人勝利を見届け[明日や。明日! 明日いくぞ!]と声張り上げる

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↑ホテルの広間でヤクルト―巨人戦を見る選手たち

 優勝が持ち越しとなった広島は、10日の巨人との直接対決(東京D)に向け、闘志を燃やした。都内の選手宿舎の宴会場に首脳陣やナインが集結し、ヤクルト―巨人戦(神宮)を大型スクリーンで観戦。最前列で見ていた緒方監督は終了を見届けると「明日や。明日! 明日いくぞ!」と声を張り上げた。指揮官のゲキに選手は「よっしゃー」と、高ぶる気持ちを抑えられなかった。

10日の先発マウンドを任された黒田は宴会場には姿を現さず、自室で登板日に向けた準備に専念した。男気エースの思いを戦友の新井が代弁した。「最後は勝って決めたい。そういうチャンスをもらえたので、精いっぱいプレーしたい。(黒田の先発について)これも巡り合わせというか、すごいなと。今日しっかり寝られるか分からないけど、明日に備えたい」と意気込んだ。



【巨人】長野“プレーボール弾”3発快勝で広島のV阻止!さあ、東京D決戦

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↑1回無死、初球先頭打者本塁打を放った長野[左]はベンチ前で亀井の出迎えを受ける

 ◆ヤクルト2―5巨人(9日・神宮)

 巨人が意地を見せ、この日の広島25年ぶりの優勝を阻止した。

 負ければ、この日試合のない広島のVが決まってしまう大事な一戦の先発は3年前、広島からFA移籍の大竹寛。古巣に恩返しの好投を誓い、マウンドへ。

 初回、前日の試合で今季初めてスタメンから外れた長野がデイビーズの初球、甘いストレートを一振り。バックスクリーンに飛び込む先頭打者ホームランでいきなり先制した。 さらに亀井も左前打、1死後、阿部も左前打で1死一、二塁とすると、村田がデイビーズのストレートをすくい上げ、左翼席に飛び込む19号3ラン。巨人打線が試合開始7分で4点を奪って見せた。

 3回、1死満塁のピンチを背負った大竹寛が、バレンティンを投ゴロ併殺に打ち取ると、4回1死後、亀井がヤクルトの2番手・中澤の高めのスライダーを一振り。右翼席に飛び込む3号ソロで1点を加えた。

 6回、ヤクルト3番手・近藤一を攻める巨人。先頭の長野が四球。1死後、ギャレット三振の際、盗塁と捕手の悪送球で長野は三塁へ。阿部が四球、村田が死球で2死満塁としたが、クルーズが左飛に倒れた。

 その裏、大竹寛は2死を取った後、この日の100球目をバレンティンに右翼席に運ばれる27号ソロ。1点を返された。

 大竹寛は7回4安打1失点の好投でマウンドを下り、8回はマシソンがピシャリ。9回、沢村がバレンティンに、この試合2発目となる28号ソロを浴びたが、ヤクルトの反撃もここまで。5―2で快勝した巨人。10日、東京ドームで広島を迎え撃つ。

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