3月25日に開幕したプロ野球。高橋由伸新監督率いる読売ジャイアンツ(以下、巨人)は、1998年以来の開幕3連勝を飾るなど、幸先の良いスタートを切った。しかし、その陰で、チームを代表するスター選手が危機を迎えている。阿部慎之助捕手だ。
阿部は、開幕直前に「コンディション不良」を理由に2軍に降格され、復帰のメドは立っていない。阿部の代役として、開幕3連戦すべてにスタメン出場したのは、3年目の小林誠司捕手だ。
小林は開幕戦で決勝の2点タイムリーヒットを打ち、2戦目は3安打2打点、3戦目でもヒットを放つ活躍を見せている。開幕カードの成績は11打数5安打で打率.455、4打点と絶好調だ。打撃面での貢献もさることながら、「光ったのは守備」
「阿部は長く4番を務め、通算361本塁打で“打てるキャッチャー”の代表格ですから、バッティングだけを比べてしまうと、小林はどんなに打っても見劣りしてしまいます。それより、小林が正捕手の座をグッと近づけたのは、その守備力によってです。
今シーズンから、本塁上での衝突を禁止する『コリジョンルール』が導入され、『プロ野球が変わる』といわれています。これは、クロスプレーの際に、ランナーはキャッチャーへのタックルが禁止になり、キャッチャーはランナーの走路を空けた上でブロックが禁止されるというもの。ランナー有利になるといわれ、各チームのキャッチャーは対応に苦慮しています。
しかし、小林は開幕2戦目(26日の東京ヤクルトスワローズ戦)の2回、あわや犠牲フライの場面で、本塁上を空けた上で、突進してくるランナーに素早くタッチ、先制点を阻止しました。これが『新ルールに対応した、お手本のようなプレー』と絶賛されたのです。もともと、強肩には定評がありましたが、注目の集まる開幕カードで、高い守備力と柔軟な対応力を強烈にアピールしました」
●阿部が暴露した「小林クロワッサン事件」とは
攻守に活躍する小林の存在は確かに頼もしいが、長いペナントレースを戦う上で、阿部の力は欠かせないはずだ。そもそも、阿部は昨季「打撃に専念する」との理由で一塁手に転向したものの、チーム事情で再びマスクをかぶることになり、今季は捕手に再転向することになった。
しかし、「それが逆に、阿部を崖っぷちに追いやっている」と語るのは、前出のスポーツライターだ。
「ファースト転向は、阿部のバッティングを最大限に生かすことが目的でしたが、昨シーズンは打率.242、15本塁打と期待を裏切る結果に終わりました。そもそも、阿部は首や肩、腰、両足などを痛めていて、全身はもうボロボロです。37歳という年齢を考えても、『キャッチャーに復帰してもダメなら、引退も現実味を増すのでは』ともささやかれています。
さらに、阿部の立場を危うくしたのが、原辰徳前監督の発言です。原前監督は昨年、高橋監督との対談の中で『(来年も自分が監督なら、阿部は)キャッチャー1本で勝負してくれ』『ファーストは3割30本くらい打てる人を』と発言しています。阿部をコンバートした張本人のこの発言に、一部では『ファースト・阿部は期待外れだったということか』『逃げ道をなくして追い詰めているように見える』という声すら上がりました」
ただし、阿部とすれば“本職”の捕手に戻ることで、並々ならぬ意気込みがあるはずだ。01年の入団以来、正捕手として7度のリーグ優勝や3度の日本一に貢献してきた自負もあるだろう。
「原前監督は、ことあるごとに『このチームは慎之助のチーム』と公言していたことからもわかるように、阿部が近年の巨人の最大級の功労者であることは間違いありません。
ただ、キャッチャー復帰を決めてからの阿部は、ある意味でライバルとなった小林に“口撃”するなど、空回りしている感が否めません。今年のキャンプ中には、小林に対しての『あいつは何も聞きに来ない』という発言が報じられ、昨年には“クロワッサン事件”もありました。これは、阿部が『小林は、コーチに説教されている時にクロワッサンを食べていた』と暴露したというものです。
いずれも、後輩への“愛のムチ”ととらえれば微笑ましいのですが、今シーズンの成績には自らの進退がかかっているだけに、『必死に小林の評価を下げようとしているのでは』という、うがった見方すら浮上しています」
●「球史に残る捕手であり、将来の巨人監督候補」
そんな阿部に対して、ファンからは以下のような声が上がっている。
「間違いなく球史に残るキャッチャーだし、明るいキャラクターで多くのファンから愛されてきた。巨人一筋の貴重な生え抜きスターであり、将来の監督候補でもある。いずれは“シンノスケ・ジャイアンツ”を見たいというのは、巨人ファンの楽しみのひとつです」
「阿部は、00年代の“強い巨人”の象徴でした。原監督時代の2度のリーグ3連覇は、チームの大黒柱だった阿部の存在なくしてはあり得なかったと思います。まだまだ、選手としてもやれるはず。今シーズンの復活を期待しています」
まだ、ペナントレースは始まったばかり。巨人の浮沈の鍵は、阿部が握っているのかもしれない。
阿部慎之助は自分自身で今季が勝負の1年になりそうな感じでさらに小林誠司という若手キャッチーが大活躍という形で阿部慎之助の出番も徐々に少なくなってきたのは紛れもない、事実なんですね。
阿部慎之助は代打や若手育成などに力を入れてくれそうなので二軍に居ても若手へのアドバイスをやっており、高橋監督も満足でしょ?
やっぱり、いつまでも阿部慎之助に頼るのは良くないし、いつまでも現役という訳でも無いので阿部慎之助に引退も有り得るが期待はしています
小林誠司を見ていると自分は清々しい気持ちになります。
頑張れ、小林
負けるな、小林
何だか、この記事を見ていると阿部慎之助が悪党に見えてくるので小林誠司を応援するって決めたんだ。
阿部慎之助より良い捕手になってくれ。
阿部慎之助の時代は終わり
阿部は、開幕直前に「コンディション不良」を理由に2軍に降格され、復帰のメドは立っていない。阿部の代役として、開幕3連戦すべてにスタメン出場したのは、3年目の小林誠司捕手だ。
小林は開幕戦で決勝の2点タイムリーヒットを打ち、2戦目は3安打2打点、3戦目でもヒットを放つ活躍を見せている。開幕カードの成績は11打数5安打で打率.455、4打点と絶好調だ。打撃面での貢献もさることながら、「光ったのは守備」
「阿部は長く4番を務め、通算361本塁打で“打てるキャッチャー”の代表格ですから、バッティングだけを比べてしまうと、小林はどんなに打っても見劣りしてしまいます。それより、小林が正捕手の座をグッと近づけたのは、その守備力によってです。
今シーズンから、本塁上での衝突を禁止する『コリジョンルール』が導入され、『プロ野球が変わる』といわれています。これは、クロスプレーの際に、ランナーはキャッチャーへのタックルが禁止になり、キャッチャーはランナーの走路を空けた上でブロックが禁止されるというもの。ランナー有利になるといわれ、各チームのキャッチャーは対応に苦慮しています。
しかし、小林は開幕2戦目(26日の東京ヤクルトスワローズ戦)の2回、あわや犠牲フライの場面で、本塁上を空けた上で、突進してくるランナーに素早くタッチ、先制点を阻止しました。これが『新ルールに対応した、お手本のようなプレー』と絶賛されたのです。もともと、強肩には定評がありましたが、注目の集まる開幕カードで、高い守備力と柔軟な対応力を強烈にアピールしました」
●阿部が暴露した「小林クロワッサン事件」とは
攻守に活躍する小林の存在は確かに頼もしいが、長いペナントレースを戦う上で、阿部の力は欠かせないはずだ。そもそも、阿部は昨季「打撃に専念する」との理由で一塁手に転向したものの、チーム事情で再びマスクをかぶることになり、今季は捕手に再転向することになった。
しかし、「それが逆に、阿部を崖っぷちに追いやっている」と語るのは、前出のスポーツライターだ。
「ファースト転向は、阿部のバッティングを最大限に生かすことが目的でしたが、昨シーズンは打率.242、15本塁打と期待を裏切る結果に終わりました。そもそも、阿部は首や肩、腰、両足などを痛めていて、全身はもうボロボロです。37歳という年齢を考えても、『キャッチャーに復帰してもダメなら、引退も現実味を増すのでは』ともささやかれています。
さらに、阿部の立場を危うくしたのが、原辰徳前監督の発言です。原前監督は昨年、高橋監督との対談の中で『(来年も自分が監督なら、阿部は)キャッチャー1本で勝負してくれ』『ファーストは3割30本くらい打てる人を』と発言しています。阿部をコンバートした張本人のこの発言に、一部では『ファースト・阿部は期待外れだったということか』『逃げ道をなくして追い詰めているように見える』という声すら上がりました」
ただし、阿部とすれば“本職”の捕手に戻ることで、並々ならぬ意気込みがあるはずだ。01年の入団以来、正捕手として7度のリーグ優勝や3度の日本一に貢献してきた自負もあるだろう。
「原前監督は、ことあるごとに『このチームは慎之助のチーム』と公言していたことからもわかるように、阿部が近年の巨人の最大級の功労者であることは間違いありません。
ただ、キャッチャー復帰を決めてからの阿部は、ある意味でライバルとなった小林に“口撃”するなど、空回りしている感が否めません。今年のキャンプ中には、小林に対しての『あいつは何も聞きに来ない』という発言が報じられ、昨年には“クロワッサン事件”もありました。これは、阿部が『小林は、コーチに説教されている時にクロワッサンを食べていた』と暴露したというものです。
いずれも、後輩への“愛のムチ”ととらえれば微笑ましいのですが、今シーズンの成績には自らの進退がかかっているだけに、『必死に小林の評価を下げようとしているのでは』という、うがった見方すら浮上しています」
●「球史に残る捕手であり、将来の巨人監督候補」
そんな阿部に対して、ファンからは以下のような声が上がっている。
「間違いなく球史に残るキャッチャーだし、明るいキャラクターで多くのファンから愛されてきた。巨人一筋の貴重な生え抜きスターであり、将来の監督候補でもある。いずれは“シンノスケ・ジャイアンツ”を見たいというのは、巨人ファンの楽しみのひとつです」
「阿部は、00年代の“強い巨人”の象徴でした。原監督時代の2度のリーグ3連覇は、チームの大黒柱だった阿部の存在なくしてはあり得なかったと思います。まだまだ、選手としてもやれるはず。今シーズンの復活を期待しています」
まだ、ペナントレースは始まったばかり。巨人の浮沈の鍵は、阿部が握っているのかもしれない。
阿部慎之助は自分自身で今季が勝負の1年になりそうな感じでさらに小林誠司という若手キャッチーが大活躍という形で阿部慎之助の出番も徐々に少なくなってきたのは紛れもない、事実なんですね。
阿部慎之助は代打や若手育成などに力を入れてくれそうなので二軍に居ても若手へのアドバイスをやっており、高橋監督も満足でしょ?
やっぱり、いつまでも阿部慎之助に頼るのは良くないし、いつまでも現役という訳でも無いので阿部慎之助に引退も有り得るが期待はしています
小林誠司を見ていると自分は清々しい気持ちになります。
頑張れ、小林
負けるな、小林
何だか、この記事を見ていると阿部慎之助が悪党に見えてくるので小林誠司を応援するって決めたんだ。
阿部慎之助より良い捕手になってくれ。
阿部慎之助の時代は終わり