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【阪神】天敵・山中攻略できず「どう考えて打とうとしているのか」…金本監督一問一答

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↑打線が沈黙し、厳しい表情の金本監督(中央)

 ◆阪神1―3ヤクルト(28日・甲子園)

 阪神が今季6度目の同一カード3連敗を喫した。

 天敵・山中から初回に先制点を挙げたが、以降は追加点を奪えず。すると5回に先発の岩貞が、上本の失策からピンチを招き、バレンティンに同点打、西浦に勝ち越し2点打を浴び逆転を許した。これで今季、山中には4試合で3勝0敗、防御率0・87と完璧に封じられている。試合後の金本知憲監督(48)の一問一答は次の通り。

 ―打線が山中を打ちあぐねた。フライアウトが大半を締めた。

 「(1失点完投を許した)前回(8月6日)と一緒よね」

 ―選手には工夫してもらいたかった。

 「何をどう考えてこのピッチャーを打とうとしているのか全く見えてこない」

 ―アンダースローで下から浮き上がるボールに対し、それぞれが対応しないといけない。

 「それをどう考えているのかね」

 ―上本の5回の失策だが照明が目に入ったようにも見えた。

 「それは分からん」

 ―岩貞も失策をきっかけにピンチを迎え、踏ん張り切れなかった。

 「リズムが狂ったかどうか分からないけど、ピッチャーからすると痛いわね」

 ―夏休み最後の甲子園。27日の試合後には「とにかく勝って」とナインにゲキを飛ばしていた。

 「見ての通り。本当に申し訳ないし。9月も(14試合と)たくさん甲子園があるから」

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