◆中日―ヤクルト（９日・ナゴヤドーム）
中日・谷繁元信監督（４５）が事実上、解任されたことを選手やコーチも重く受け止めた。
チーム最年長の岩瀬仁紀投手（４１）は沈痛な表情。「僕ら選手の責任でもある。（谷繁氏が）監督になってからほとんど貢献できてない。そこらへんが申し訳ない」と肩を落とした。この日、出場選手登録を抹消されたが、森繁和監督代行（６１）からは「チーム事情。１０日で（１軍に）戻す」と説明されているといい、１軍に帯同しながら調整する。
また、渡辺博幸１軍内野守備コーチ（４６）は２軍同コーチへの配置転換を通告された。同コーチは「成績が悪いとこういうことになるのを、選手も身に染みて分かったのではないか。監督だけの責任じゃない。コーチにも責任がある」と話して、試合開始前にもかかわらずナゴヤドームを後にした。