↑7回を終え、投手交代を告げベンチに戻る金本監督
◆阪神6―1中日(31日・甲子園)
福留に休養日を与え原口を4番に抜てきした阪神が中日に逆転勝ち。2カード連続の勝ち越しで今6連戦を5勝1敗と貯金ウィークにした。試合後の金本知憲監督(48)の一問一答。
(テレビインタビュー)
―素晴らしい逆転勝利だった。
「7回、8回にね。終盤に逆転という試合が増えてきたので勝ち方としてはハラハラしますが、非常に価値のある勝利だったと思います」
―福留が休養。4番に原口を抜てきした。
「今、いちばん打線のなかで信頼のあるバッター。(8回無死一、二塁からの)四球もさすがですね」
―7回は2死からの逆転。狩野が期待に応えた。
「(7回無死一塁から強行し併殺だった江越の場面を振り返り)僕のミスなんですが。江越のところで彼がどういうバッティングをするのか期待して、今後のことも考え過ぎましたね。それを中谷、北條がつないで狩野が一気にひっくり返す。僕のミスを彼ら3人が救ってくれた」
―8回は集中打が出た。
「ゴメスもよくぞあそこで右中間を破ってくれた」
―前回、23日の広島戦では3回途中7失点で降板した先発・岩崎が悔しさを晴らす好投で今季2勝目。
「前回は(右)でん部(の張り)の影響もあって打ち込まれたが、もともと今シーズンそこまで打ち込まれていない。どちらかと言えば不運でね、抑えても点を取ってもらえず勝てなかったという投球だった。その岩崎に勝ちが付いてそれが良かったです」
―抹消されたドリスに代わって昇格したサターホワイトが初登板。
「まだまだ1試合なんで。何とも言えないですがフォークボールに自信を持っているみたいなので、期待したいですね」
―「ウル虎の夏」の6試合は5勝1敗。素晴らしい1週間になった。
「その前が悪すぎたのでいい流れが来ると信じていましたけど。このいい波を自分たちでつかんだままにしておかないとね。一切、気を抜いたりしないようにしたい」
―しばらくは甲子園から離れる。
「打線は勢いに乗っていくだけ。6連戦が続くので体調管理ですね」
(囲み取材)
―7回無死一塁で江越が併殺打。初球のバントから2球目はサインを切り替えたのか。
「そうね。(作戦なので)細かいことは言えないけどね。こちらが期待していることを意図してね。結果でものを言うわけではないけど、やっぱり結果でものを言わないといけない部分もある。ああいう、結果的にダブルプレーになってしまった。彼がどう考えるか。『悔しい』だけでなしに。もちろん長打も期待しているし、何とかボテボテ(の内野ゴロ)を打ってランナー二塁の形も期待しているし。求め過ぎなのかも分からないけど。明らかに僕のミスなので今後の経験にしたい」
―今季、先発した試合で3戦全敗だったジョーダンから4試合目で初勝利。
「中谷と北條がつないで狩野。2アウトランナーなしから2点。よくひっくり返したなというイニングだった」
―代打・狩野。投手が右に代わればどうしていたのか。福留、鳥谷もベンチには控えていた。
「そのままだったんじゃないかな。8回、9回を考えるとね。そのままだったでしょうね」
―狩野は打撃練習から状態がいい。
「一時ちょっと開きが早くて結果の出ない時期もあったけど。それを本人も分かっていたから修正も早く済んだんだと思う。『なぜ打てないのか』『なぜダメなのか』の自己分析ができている証拠だと思う。やっぱり修正も早い。自己分析ができれば」
―今6連戦は5勝1敗。選手、チームが乗れるきっかけにしたい。
「(昔と違って)今は(死の)ロードとかいう言葉は死語になっている。京セラドームもあるし。しばらく遠征に出るけど、同じような気持ちで、できればね。早い回にリードして。昨日(30日)みたいな試合が理想かな。今日はちょっとハラハラドキドキしたけどね」
―福留を休養させた試合を勝てたのは大きい。
「それも大きいですね。あとは原口をどこで休ませるか。(今年1軍デビューしたばかりで)やっぱり1年生なんでね。キャッチャーとしても1軍の選手としても1年生なのでこれが難しい。年齢が若いとはいえ初体験のことなのでね」
◆阪神6―1中日(31日・甲子園)
福留に休養日を与え原口を4番に抜てきした阪神が中日に逆転勝ち。2カード連続の勝ち越しで今6連戦を5勝1敗と貯金ウィークにした。試合後の金本知憲監督(48)の一問一答。
(テレビインタビュー)
―素晴らしい逆転勝利だった。
「7回、8回にね。終盤に逆転という試合が増えてきたので勝ち方としてはハラハラしますが、非常に価値のある勝利だったと思います」
―福留が休養。4番に原口を抜てきした。
「今、いちばん打線のなかで信頼のあるバッター。(8回無死一、二塁からの)四球もさすがですね」
―7回は2死からの逆転。狩野が期待に応えた。
「(7回無死一塁から強行し併殺だった江越の場面を振り返り)僕のミスなんですが。江越のところで彼がどういうバッティングをするのか期待して、今後のことも考え過ぎましたね。それを中谷、北條がつないで狩野が一気にひっくり返す。僕のミスを彼ら3人が救ってくれた」
―8回は集中打が出た。
「ゴメスもよくぞあそこで右中間を破ってくれた」
―前回、23日の広島戦では3回途中7失点で降板した先発・岩崎が悔しさを晴らす好投で今季2勝目。
「前回は(右)でん部(の張り)の影響もあって打ち込まれたが、もともと今シーズンそこまで打ち込まれていない。どちらかと言えば不運でね、抑えても点を取ってもらえず勝てなかったという投球だった。その岩崎に勝ちが付いてそれが良かったです」
―抹消されたドリスに代わって昇格したサターホワイトが初登板。
「まだまだ1試合なんで。何とも言えないですがフォークボールに自信を持っているみたいなので、期待したいですね」
―「ウル虎の夏」の6試合は5勝1敗。素晴らしい1週間になった。
「その前が悪すぎたのでいい流れが来ると信じていましたけど。このいい波を自分たちでつかんだままにしておかないとね。一切、気を抜いたりしないようにしたい」
―しばらくは甲子園から離れる。
「打線は勢いに乗っていくだけ。6連戦が続くので体調管理ですね」
(囲み取材)
―7回無死一塁で江越が併殺打。初球のバントから2球目はサインを切り替えたのか。
「そうね。(作戦なので)細かいことは言えないけどね。こちらが期待していることを意図してね。結果でものを言うわけではないけど、やっぱり結果でものを言わないといけない部分もある。ああいう、結果的にダブルプレーになってしまった。彼がどう考えるか。『悔しい』だけでなしに。もちろん長打も期待しているし、何とかボテボテ(の内野ゴロ)を打ってランナー二塁の形も期待しているし。求め過ぎなのかも分からないけど。明らかに僕のミスなので今後の経験にしたい」
―今季、先発した試合で3戦全敗だったジョーダンから4試合目で初勝利。
「中谷と北條がつないで狩野。2アウトランナーなしから2点。よくひっくり返したなというイニングだった」
―代打・狩野。投手が右に代わればどうしていたのか。福留、鳥谷もベンチには控えていた。
「そのままだったんじゃないかな。8回、9回を考えるとね。そのままだったでしょうね」
―狩野は打撃練習から状態がいい。
「一時ちょっと開きが早くて結果の出ない時期もあったけど。それを本人も分かっていたから修正も早く済んだんだと思う。『なぜ打てないのか』『なぜダメなのか』の自己分析ができている証拠だと思う。やっぱり修正も早い。自己分析ができれば」
―今6連戦は5勝1敗。選手、チームが乗れるきっかけにしたい。
「(昔と違って)今は(死の)ロードとかいう言葉は死語になっている。京セラドームもあるし。しばらく遠征に出るけど、同じような気持ちで、できればね。早い回にリードして。昨日(30日)みたいな試合が理想かな。今日はちょっとハラハラドキドキしたけどね」
―福留を休養させた試合を勝てたのは大きい。
「それも大きいですね。あとは原口をどこで休ませるか。(今年1軍デビューしたばかりで)やっぱり1年生なんでね。キャッチャーとしても1軍の選手としても1年生なのでこれが難しい。年齢が若いとはいえ初体験のことなのでね」