ヤクルト・山田哲人内野手(24)のセ・リーグ打撃部門での6冠達成に、黄信号が点灯している。
29本塁打をマークしているスラッガーは20日・横浜DeNA戦(神宮)の3回に中前適時打。25試合連続の出塁を果たした。だが相手主砲・筒香が25号ソロ、26号2ランを放ってチームは逆転負け。最大10本差(6月29-7月2日)をつけていた本塁打王争いでも3本差に迫られた。
試合後「調子はそんなに良くない。チームのためにも、もっといい結果を出さないと」とうなだれ、前日19日の同カードでの2発を加え2戦4発の筒香について「すごいですよ」と脱帽するしかなかった。
もっか29本塁打、打率・346、73打点、115安打、22盗塁、出塁率・460でリーグ6部門トップ。しかし本塁打王争いの雲行きは明らかに変わってきた。
山田が10日・中日戦(神宮)で放った29号を最後に5試合ノーアーチで足踏みしている間に、筒香は5発を量産し一気に差を詰めてきた。
もともと180センチ、76キロのスリムな体形で長距離タイプにはみえない山田に対し、185センチ、97キロの筒香は生まれついての大砲だ。
山田はここまで全91試合に出場し、1試合2本塁打は2度だけだが、コンスタントに打ち続けている。対照的に筒香は4月末に右脇腹肉離れでチームを離脱する憂き目に遭った。またパタリとアーチが出なくなることがあるが、何より今季は6度目の1試合2発。“量産力”が強みだ。
ヤクルト球団関係者は「山田はだいぶ足腰に疲労を蓄積させているようだ」と心配顔。ただでさえ川端、畠山を故障で欠くチーム事情で、おいそれと休養は取れない。杉村チーフ打撃コーチは「ヒットは出ているし心配はない。筒香のペースが異常なだけ。まだ7月。タイトル争いもこの先にヤマがくる」と背中を押す。夏場にもうひと踏ん張りできるか。
29本塁打をマークしているスラッガーは20日・横浜DeNA戦(神宮)の3回に中前適時打。25試合連続の出塁を果たした。だが相手主砲・筒香が25号ソロ、26号2ランを放ってチームは逆転負け。最大10本差(6月29-7月2日)をつけていた本塁打王争いでも3本差に迫られた。
試合後「調子はそんなに良くない。チームのためにも、もっといい結果を出さないと」とうなだれ、前日19日の同カードでの2発を加え2戦4発の筒香について「すごいですよ」と脱帽するしかなかった。
もっか29本塁打、打率・346、73打点、115安打、22盗塁、出塁率・460でリーグ6部門トップ。しかし本塁打王争いの雲行きは明らかに変わってきた。
山田が10日・中日戦(神宮)で放った29号を最後に5試合ノーアーチで足踏みしている間に、筒香は5発を量産し一気に差を詰めてきた。
もともと180センチ、76キロのスリムな体形で長距離タイプにはみえない山田に対し、185センチ、97キロの筒香は生まれついての大砲だ。
山田はここまで全91試合に出場し、1試合2本塁打は2度だけだが、コンスタントに打ち続けている。対照的に筒香は4月末に右脇腹肉離れでチームを離脱する憂き目に遭った。またパタリとアーチが出なくなることがあるが、何より今季は6度目の1試合2発。“量産力”が強みだ。
ヤクルト球団関係者は「山田はだいぶ足腰に疲労を蓄積させているようだ」と心配顔。ただでさえ川端、畠山を故障で欠くチーム事情で、おいそれと休養は取れない。杉村チーフ打撃コーチは「ヒットは出ているし心配はない。筒香のペースが異常なだけ。まだ7月。タイトル争いもこの先にヤマがくる」と背中を押す。夏場にもうひと踏ん張りできるか。