◆日本生命セ・パ交流戦 オリックス０―１巨人（１日・京セラドーム大阪）
狙い通りのビッグプレーだった。打球は左中間深部に伸びたが、レフトの巨人・亀井は真後ろに下がって好捕。１点リードの６回２死、逆方向へも強い打球を飛ばすＴ―岡田に対し、あらかじめ中堅よりにポジショニングをとっていたことが奏功した。「チームの勝ちに貢献したいと思っていました」。フェンス手前の大飛球だったため、オリックス側が捕球より先にフェンスにボールが当たっていないかとビデオ検証を求めたが判定は覆らず。守りで流れを引き寄せた。
打っても４回無死二塁から右前にはじき返した。前日５月３１日から京セラＤで行われた２試合で８打数３安打だ。昨年７月２９日のＤｅＮＡ戦では、京セラＤで２年連続となるサヨナラアーチ。「悪いイメージはないから、頑張るよ」。今年も縁起のいいグラウンドで攻守に躍動した。“京セラの神”が、敵地での３タテを狙う。