↑18日、巨人3軍との交流戦で完封勝利を挙げた徳島先発のガルシア
巨人が先発候補として、四国アイランドリーグplus・徳島のガブリエル・ガルシア投手(27)の調査に乗り出したことが31日、分かった。ベネズエラ出身の左腕で、同リーグでは7勝1敗、防御率1・31という好成績をマーク。5月18日には巨人の3軍を相手に5安打完封勝利も収めている。獲得に成功した場合、コマ不足に陥っている先発陣の救世主として期待がかかる。
抜群の制球力防御率1・31 混戦のセ・リーグを抜け出すため、由伸巨人が緊急補強に動いた。関係者によると、先発ローテ候補として、G・ガルシアの獲得調査に乗り出したことが明らかになった。
G・ガルシアはベネズエラ出身のサウスポー。3月に入団した四国アイランドリーグplus・徳島では、抜群の制球力と決め球のチェンジアップを武器に、エースとして活躍。4~5月の前期日程では9試合でリーグトップの7勝(1敗)、防御率1・31の好成績を挙げた。圧巻は5月18日、巨人3軍との交流戦(JAバンク徳島)。三塁を踏ませず、5安打8奪三振で1―0完封勝利を飾った。
今季、巨人の先発陣はエースの菅野が防御率0・56と奮闘中。若手の田口、高木、今村が開幕からローテを死守しているものの、首脳陣は5番手以降のやり繰りに苦労している。4月には平良、5月には江柄子、長谷川を起用したが、1軍定着には至らず。現在はベテランの内海と大竹寛がローテ入りしている。
マイコラスやポレダ、桜井は故障で2軍調整中。交流戦は6連戦が続くことに加え、現在の先発陣に疲労が蓄積してくる時期でもある。由伸監督は「先発から中継ぎ、抑えとみんなが頑張ってくれている」と投手陣の健闘をたたえているが、即戦力のスターターを補強できれば、より安定した戦いが可能になる。
G・ガルシアはこの日、前期最終戦の高知戦(高知市営)にリリーフ登板し、2回無失点と好投。コンディションに問題はなく、獲得に成功した場合はチームにすぐ合流できるメリットもある。現在、1軍の助っ人はマシソンとクルーズの2人だけ。外国人枠にも余裕があるため、入団が実現すれば早期1軍デビューの可能性もありそうだ。
◆ガブリエル・ガルシア(Gabriel Garcia)1989年5月11日、ベネズエラ生まれ。27歳。アストロズ傘下マイナー、米独立リーグ、メキシカンリーグなどを経て、今年3月に四国アイランドリーグplus・徳島に入団。4月から5月に行われた前期日程では9試合で7勝1敗、防御率1・31。55イニングを投げ、被安打31、48奪三振、四球は13。180センチ、87キロ。左投左打。
巨人が先発候補として、四国アイランドリーグplus・徳島のガブリエル・ガルシア投手(27)の調査に乗り出したことが31日、分かった。ベネズエラ出身の左腕で、同リーグでは7勝1敗、防御率1・31という好成績をマーク。5月18日には巨人の3軍を相手に5安打完封勝利も収めている。獲得に成功した場合、コマ不足に陥っている先発陣の救世主として期待がかかる。
抜群の制球力防御率1・31 混戦のセ・リーグを抜け出すため、由伸巨人が緊急補強に動いた。関係者によると、先発ローテ候補として、G・ガルシアの獲得調査に乗り出したことが明らかになった。
G・ガルシアはベネズエラ出身のサウスポー。3月に入団した四国アイランドリーグplus・徳島では、抜群の制球力と決め球のチェンジアップを武器に、エースとして活躍。4~5月の前期日程では9試合でリーグトップの7勝(1敗)、防御率1・31の好成績を挙げた。圧巻は5月18日、巨人3軍との交流戦(JAバンク徳島)。三塁を踏ませず、5安打8奪三振で1―0完封勝利を飾った。
今季、巨人の先発陣はエースの菅野が防御率0・56と奮闘中。若手の田口、高木、今村が開幕からローテを死守しているものの、首脳陣は5番手以降のやり繰りに苦労している。4月には平良、5月には江柄子、長谷川を起用したが、1軍定着には至らず。現在はベテランの内海と大竹寛がローテ入りしている。
マイコラスやポレダ、桜井は故障で2軍調整中。交流戦は6連戦が続くことに加え、現在の先発陣に疲労が蓄積してくる時期でもある。由伸監督は「先発から中継ぎ、抑えとみんなが頑張ってくれている」と投手陣の健闘をたたえているが、即戦力のスターターを補強できれば、より安定した戦いが可能になる。
G・ガルシアはこの日、前期最終戦の高知戦(高知市営)にリリーフ登板し、2回無失点と好投。コンディションに問題はなく、獲得に成功した場合はチームにすぐ合流できるメリットもある。現在、1軍の助っ人はマシソンとクルーズの2人だけ。外国人枠にも余裕があるため、入団が実現すれば早期1軍デビューの可能性もありそうだ。
◆ガブリエル・ガルシア(Gabriel Garcia)1989年5月11日、ベネズエラ生まれ。27歳。アストロズ傘下マイナー、米独立リーグ、メキシカンリーグなどを経て、今年3月に四国アイランドリーグplus・徳島に入団。4月から5月に行われた前期日程では9試合で7勝1敗、防御率1・31。55イニングを投げ、被安打31、48奪三振、四球は13。180センチ、87キロ。左投左打。