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ロッテ対ソフトバンクの3連戦で感じた“両者の差”

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交流戦前最後のパ・リーグ公式戦、首位ソフトバンクを3ゲーム差で追いかけてる2位のロッテは、本拠地QVCマリンでソフトバンクとの3連戦に臨んだ。ゲーム差を少しでも縮めて交流戦に入りたかったロッテだったが、まさかの3連敗。ゲーム差を「6」に広がった。

 この3連戦の焦点の1つは、ソフトバンクの強力打線に立ち向かうロッテ先発陣という構図。ロッテはエース・涌井秀章を筆頭に、スタンリッジ、唐川侑己が先発し、ソフトバンクは東浜巨、千賀滉大、武田翔太の若手3投手を送り込んだ。

 ロッテは、初戦の涌井で星を取れなかったのが誤算だった。涌井は9回を投げて7安打1失点と、エースとしての役割を果たした。しかし、打線が援護することできずに完封負け。気持ちを入れ替えて臨んだ2戦目は、スタンリッジが立ち上がりに乱れ、今季最短の2回6失点でノックアウト。翌29日に一軍登録を抹消された。

 伊東勤監督が28日の試合後、「2つやられましたから、明日(29日)は絶対に取らないといけない。良いピッチャー(武田)がでてくるので、先に点を取られないようになんとか頑張ってほしいです」と託した3戦目の唐川も立ち上がりに乱れ、2回までに3失点、試合を作ることができずに4回で降板した。

 一方の、ソフトバンクは先発全員がきちんと役目を果たす。初戦の東浜は、8回を無失点に抑え、守護神サファテとの完封リレー。2戦目の千賀も7安打を許しながら要所を締め、7回まで力投を見せた。

 そして3戦目。唐川が序盤にベンチに下がるのを横目に、先発の武田は4点を失いながらも7回途中まで投げ抜いた。

 ソフトバンクの先発陣が3試合すべてで6イニング以上を投げたのに対し、ロッテは涌井だけが6イニング以上を投げた。結局のところ、“先発の差”が“1位と2位の差”に繋がっていることを実感した3連戦だった。

 先発がきちんと試合を作り、最後には絶対的守護神サファテがいるソフトバンク。先発が序盤で崩れても、中継ぎ陣による細かな継投で接戦に持ち込み、試合終盤に逆転勝ちすることの多いロッテ。この差を縮めるには、ロッテ先発陣の奮起が必要不可欠と言えるだろう。やはり涌井や石川に続く先発の軸が必要であり、大嶺や唐川といった中堅どころに加え、二木康太や関谷亮太といった若手の台頭にも期待がかかる。

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ジャイアンツとロッテの試合はどうなるかな?って思ってるんです、今のロッテは強いし、投手陣をジャイアンツがどこまで攻略出来るか?
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