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【巨人】阿部、交流戦で1軍復帰へ「打てる捕手」で復帰!

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右肩の不安で2軍調整中の阿部慎之助捕手(37)。一時は打撃まで見失いかけた男が、1軍復帰をイメージできるまでになった。紆余(うよ)曲折の日々を支えたのは、自ら決断した「捕手専念」の思いだった。

 一進一退を繰り返し、阿部の視界にようやく光が差し込んだ。右肩の不安との先の見えない戦いを経て、1軍への青写真が描けるまでの状態になった。

 「(キャンプ中に調整を)1回失敗しているからね。2回やったら『アホ』って言われる。焦る気持ちを抑えてやらないと。だいぶ(調子の)波が激しかった。2日投げたら、すごいガタ落ちするとか。最近はやっと安定してきた。交流戦からいければと思っている。そこを目標にやっていく」

 25日のイースタン・DeNA戦(横須賀)に捕手で復帰する意向を示した。打撃だけなら早期復帰も可能だったが、あえてそうしなかった。今季から捕手に専念すると決断した以上、「真の姿を見せたい」とマスクをかぶり続けたいという思いが、阿部を支えてきた。

 1か月前は目の前が真っ暗になった。4月15日のイースタン・楽天戦(G球場)。DHの阿部は、ベンチでずっとバットを握っていた。構えてはグリップの位置を確認し、首をかしげ座り込む。試合中、同じ動作を繰り返した。試行錯誤していた。「全くイメージしていたものと違った」。3打数無安打後の本音だった。

打撃にも影響が キャンプ中から続く右肩の不安は日によって状態が異なった。右肩をかばっているのか、少なからず、打撃にも影響が出ていた。

 「まさか打撃までおかしくなるとは。時間はかかるかもしれないが、今のままじゃ逆に迷惑をかける。もう一度やり直さないと…」

 その日の試合を視察に来ていた由伸監督には、試合後に伝えた。

 「もう少し、時間をください」

 これは、「打てる捕手」として復帰したい慎之助のこだわりだった。

小林成長しても 1軍では小林誠が成長を見せているが、捕手・阿部の存在は絶大だ。10日には不振の高木を呼び出し、「また打たれるんじゃないか、といつも泣きそうな顔をして投げている。そんな顔をしていたら野手が怒るぞ!」と奮い立たせた。

 首脳陣と慎重に話し合った上での判断となるが、経過次第で交流戦開幕の31日オリックス戦(京セラD)で1軍昇格する可能性は出てきた。交流戦であれば、小林がスタメンマスクの際にDHに入るなどの選択肢も生まれる。マスク越しに投手陣の尻を叩き、バット一振りで攻撃陣にムチを入れるのが、阿部慎之助。「捕手での復帰」の覚悟が間違っていなかったと証明されるまで、そう時間はかからない。

 ◆今季の阿部の経過

 ▽1月31日 捕手復帰を表明。

 ▽2月上旬~中旬 宮崎キャンプは「S(スペシャル)班」で独自調整。那覇キャンプから本隊に合流。

 ▽同20日 DeNAとのオープン戦にDHで出場。

 ▽同21日 コンディション不良で別メニュー調整。

 ▽同28日 ヤクルトとのオープン戦にDHで出場後、2軍調整が決定。

 ▽3月12日 2軍戦で捕手として出場。

 ▽同14日 1軍に合流。

 ▽同16日 ヤクルトとのオープン戦(神宮)に捕手で出場。右越え2ラン。

 ▽同21日 コンディション不良で2軍降格が決定。

 ▽4月8日 2軍戦にDHで復帰。

 ▽同16日 右肩不安でノースロー調整に入る。26日からキャッチボール再開。

 ▽4月下旬 本格的な捕手の練習を再開。

 ▽5月15日 25日の2軍戦に捕手として出場するプランを明かす。

my message
早ければ6月半ばぐらいに1軍に戻ってくるらしいのですが阿部慎之助が帰ってきたらジャイアンツのベンチ的にも良くなるって思っていますから早く帰ってきてほしい、小林だけではダメだから阿部慎之助が居て欲しいなって感じる今日です。頑張って阿部
最高の笑顔 見せてくれ慎之助 明るく逞しく 導けよ永久(とわ)に
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