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【巨人】ギャレ全開弾!初猛打「アリガトウゴザイマース」

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↑写真を撮るジャビットにおどけた表情を見せるギャレット

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↑6回2死一塁、右越え2ラン

 ◆巨人7―1ヤクルト(14日・東京ドーム)

 悩める主砲がついに目を覚ました。6回2死一塁。ギャレットが放った打球はG党が待つ右翼席に消えた。米国時代にも対戦経験がない下手投げ、山中の高めスライダーを強振し、6試合ぶりの7号2ラン。2回には右翼線二塁打で逆転の起点となり、8回には全力疾走で内野安打をマーク。来日初となる猛打賞となった。「タイミングがしっかり取れた。しばらく本調子じゃなかったので、これをきっかけにしたい」。どこか控えめに笑った。

 開幕5戦で3発と鮮烈なデビューを飾ったが、その後は苦しんだ。特に5月は試合前まで34打数7安打の打率2割6厘と低迷。外国人選手としては異例の早出練習に連日参加して、バットを振り続けた。打撃のことばかり考えるあまり、ズボンのチャックを閉めるのを忘れて練習に参加したほど。ナインに見つかる前、こっそり指摘してくれた内田打撃コーチには、赤面しながら何度も頭を下げた。

 グラウンドを離れても頭の中は打撃のことでいっぱいだった。「いいときの映像を見て、スイングの軌道、どういう気持ちだったかを思い出そうとしたんだ」。球場へと行き来する電車の中、帰宅後、寝る前…。時間が空けばメジャーのパイレーツ時代に21本塁打を放った09年、27本塁打をマークした12年の映像を何度も見返し、頭にたたき込んだ。

 真面目な性格は私生活でも一緒だ。唯一の楽しみは一人息子のジャクソン君(4)と遊ぶこと。野球以外の時間を有効に活用するために、英語で書かれた東京のガイドブックを購入。常にかばんに忍ばせ、愛息の笑顔を求めて「東京研究」にもいそしんでいる。

 「どんなときもみんなが奮い立たせてくれたから、チームのために頑張ろうと思った」と感謝の言葉を口にした背番号5。お立ち台では慣れない日本語で「アリガトウゴザイマース」と叫んだ。そんな一言でさえも「日本語を、もう少し努力しないと…」と反省を忘れなかった。奮闘の成果はこれからも、必ず報われるはずだ。

my message
ギャレット、復活だ。
この調子がどんどん良くなっていけばジャイアンツの勝ち星も増えていくだろう。
by blog described person

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