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【巨人】田口7回2失点で逆転呼ぶ…味より栄養最優先、食生活見直し体力強化成功

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↑7回1死一、三塁、石原の遊ゴロで併殺を完成。ピンチをしのぎガッツポーズする田口

 ◆巨人3―2広島(3日・東京ドーム)

 左手でガッツポーズを作りながら、大声でほえた。同点で迎えた7回1死一、三塁のピンチ。田口は石原の内角低めにスライダーを投じた。遊ゴロ併殺に仕留め、感情をムキ出しにした。7回無死二、三塁という絶体絶命を乗り越え、7回2失点の好投。「野手の方が追いついてくれたので、いい投球で応えたいと思い、気持ちを込めて投げました」。勝ち星こそつかなかったが、逆転劇につなげた。

 成長を見せた。昨年は12試合に先発しながら7回を投げ切ったのは2度だけ。スタミナ不足が課題だった。だが4月27日の阪神戦(甲子園)ではプロ初完投で今季初勝利。この日は中5日での登板だったが、走者を背負っても疲れを見せなかった。由伸監督も「あそこを切り抜け、攻撃につなげたのが大きい」と絶賛した。

 体力強化のため、食生活を強く意識している。昨季のキャンプ前には自己流で10キロの激太りと失敗を経験した。今年のハワイ自主トレでは西村に同行。味よりも栄養を最優先で食事をする姿にヒントを得た。「普段から野菜を食べるように気にするようになった」。栄養の基本となる5大栄養素を、何度も声に出して繰り返し、覚えた。今ではランニング中にトレーニングコーチに「田口、5大栄養素は?」と聞かれ、すぐに答えられるまでになった。

 直近4登板のうち3試合で7回以上を投げるなど、安定感も出てきた。この日はプレーボール直後の初球、甘いスライダーを田中に左翼席へと運ばれた。巨人では08年7月12日の横浜戦(東京D)で高橋尚が大西に浴びて以来の“プレーボール被弾”で早々に1点を失ったが「あれで相手の狙いも見えてきた」。逆手にとり、キレのあった直球を軸とした投球に切り替えた。

 防御率2・61はチームでは菅野に次ぐ数字。試合時間は今季のセ・パ合わせて最短の2時間20分。テンポのいいエコ投法も、進化の証明だった。

my message
若手、田口の好投にはジャイアンツも助かってますね。
内海や杉内が居ない状態で田口が活躍してくれるのは本当に感謝。頑張ってくれ。
大竹も交流戦まで1軍に上がってくれれば良いのだが?
by blog described person

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