キャンプでノックを受ける松坂。この時はヒゲがボーボー
中日にテスト入団した松坂大輔投手(37)のフィーバーに沸く沖縄・北谷(ちゃたん)町。背番号99が動けばファンが動き、報道陣も動く。中日担当5年目の私でさえ知らないテレビマン、存じ上げない記者がウロウロしている。グッズの売り上げも唯一の全国区・ドアラをしのいでダントツ1位だ。
そんな状況に、ある投手は「キャッチボールしている3メートル横にカメラがズラーッと並んでるんですよ。僕なら耐えられない」と首を横に振る。だが、当の松坂は「注目されるのはありがたいこと」と楽しんでいる様子だから、メンタルの強さに恐れ入る。
さて、このコラムをご覧になった皆様に、不人気球団(と言っていいでしょう)に現れたスーパースターの投球や言動はもちろん、是非とも注目してもらいたいものがある。
それは口ヒゲだ。
1月23日に入団テストが行われたナゴヤ球場に現れた際に、口ヒゲはなかった。しかし北谷での合同自主トレに合流した同28日は無精ヒゲを蓄えていた。ところが同31日、キャンプイン前日のミーティングに参加したときには再びツルリと剃(そ)り上げていた。
なぜか。「いや、キャンプインなので普通に剃ろうと思いました」と松坂は笑う。じゃあ特に意味はないのか。「いや、投げる日があれば、剃るんじゃないですか」と、再びほほ笑みを浮かべた。
ところでスポーツ報知評論家の金村義明氏が森繁和監督に聞いたところによると、「松坂は1か月に1回でも投げてくれればいい」とのこと。それじゃあ登板機会の合間の調整中は、口ヒゲがボーボーになりそうだが大丈夫か。
ていうか、キャンプイン前日に口ヒゲが消えていたように、ビッグイベント前日にヒゲを剃る儀式を行ってくれるのなら、ナゴヤ球場にツルツルの顔で現れたら「ああ、松坂はあした先発するんだな」とバレバレになるんじゃないのか。
個人的には、口ヒゲがない方が似合ってると思うんだけどなあ。無精ヒゲ2日目とかは、なんとなく桂南光師匠みたいだし…。
(記者コラム・中日担当・田中 昌宏)
中日にテスト入団した松坂大輔投手(37)のフィーバーに沸く沖縄・北谷(ちゃたん)町。背番号99が動けばファンが動き、報道陣も動く。中日担当5年目の私でさえ知らないテレビマン、存じ上げない記者がウロウロしている。グッズの売り上げも唯一の全国区・ドアラをしのいでダントツ1位だ。
そんな状況に、ある投手は「キャッチボールしている3メートル横にカメラがズラーッと並んでるんですよ。僕なら耐えられない」と首を横に振る。だが、当の松坂は「注目されるのはありがたいこと」と楽しんでいる様子だから、メンタルの強さに恐れ入る。
さて、このコラムをご覧になった皆様に、不人気球団(と言っていいでしょう)に現れたスーパースターの投球や言動はもちろん、是非とも注目してもらいたいものがある。
それは口ヒゲだ。
1月23日に入団テストが行われたナゴヤ球場に現れた際に、口ヒゲはなかった。しかし北谷での合同自主トレに合流した同28日は無精ヒゲを蓄えていた。ところが同31日、キャンプイン前日のミーティングに参加したときには再びツルリと剃(そ)り上げていた。
なぜか。「いや、キャンプインなので普通に剃ろうと思いました」と松坂は笑う。じゃあ特に意味はないのか。「いや、投げる日があれば、剃るんじゃないですか」と、再びほほ笑みを浮かべた。
ところでスポーツ報知評論家の金村義明氏が森繁和監督に聞いたところによると、「松坂は1か月に1回でも投げてくれればいい」とのこと。それじゃあ登板機会の合間の調整中は、口ヒゲがボーボーになりそうだが大丈夫か。
ていうか、キャンプイン前日に口ヒゲが消えていたように、ビッグイベント前日にヒゲを剃る儀式を行ってくれるのなら、ナゴヤ球場にツルツルの顔で現れたら「ああ、松坂はあした先発するんだな」とバレバレになるんじゃないのか。
個人的には、口ヒゲがない方が似合ってると思うんだけどなあ。無精ヒゲ2日目とかは、なんとなく桂南光師匠みたいだし…。
(記者コラム・中日担当・田中 昌宏)