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真木よう子 所属事務所が契約満了を発表 今月中旬

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真木よう子

 女優の真木よう子(35)が、今月中旬に所属事務所「フライングボックス」から独立していたことが30日、発表された。所属事務所が公式サイトでマネジメント契約満了を報告した。

 この日発売の女性誌では「長年に渡る“泥沼”契約トラブル」と独立理由が報じられていた。所属事務所は、これを全面的に否定。「真木よう子本人との考え、方向性の相違から協議の末、契約満了という結論に至りました。これまでパートナーという関係の中で長年を過ごしたうえで、双方とも納得し、この日を迎えました」とした。

 真木を巡っては、昨年7月期で主演したフジテレビ系ドラマ「セシルのもくろみ」からトラブルが相次いだ。当時開設していたツイッターで「コミケ」参加、クラウドファンディングを利用しての雑誌制作を掲げたが、コミケの趣旨から脱していたことなどで批判が殺到する事態に発展。真木本人も一連の言動を撤回して「私自身の軽率さと馬鹿さが原因だと猛省しております」と謝罪。直後にドラマの撮影を欠席したほか、体調不良を理由に映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」(8月31日公開)も降板した。

 事務所との契約は満了したが、すでに撮影済みの映画「孤狼の血」(5月12日公開)、「焼肉ドラゴン」(初夏公開)があり、予定通りにプロモーションをこなしていく予定という。CMも3社と契約中で、7月頃までは前事務所がサポートを継続していく。真木の今後については「未定」としており、新規の仕事は個人で対応しながら、今後の活動を模索していくという。

 【発表全文】

 関係各位

 平素より大変お世話になっております。

 この度、弊社は真木よう子と2018年1月中旬をもってマネージメント契約を満了したことをご報告申し上げます。

 本件においては、一部報道にて「待遇面・金銭トラブル」などが記載されておりましたが、事実に反する部分が多く大変困惑しております。弊社としては、今日まで誠心誠意マネージメント業務を行ってきたと考えております。契約更新にあたり、今後の活動について、真木よう子本人との考え、方向性の相違から協議の末、契約満了という結論に至りました。

 これまでパートナーという関係の中で長年を過ごしたうえで、双方とも納得しこの日を迎えました。

 現在契約中の広告および出演予定の映画の仕事については、引き続き弊社が責任を持ってマネージメントを担当させていただきます。期間満了以降の活動につきましては、本人より未定との報告を受けておりますので、改めてご報告させていただく事になるかと存じます。

 関係者及び応援してくださっている皆様には多大なご心配をおかけし、また、ご報告が遅くなってしまったことを心よりお詫び申し上げます。今後も真木よう子へのご支援、ご声援の程よろしくお願い申し上げます。

 株式会社フライングボックス

 ◆真木よう子(まき・ようこ)1982年10月15日、千葉県生まれ。35歳。2001年映画「DRUG」でデビュー。06年「ベロニカは死ぬことにした」で映画初主演。同年「ゆれる」で第30回山路ふみ子映画賞新人女優賞を受賞。フジテレビ系「SP」、映画「モテキ」など数多くの映画、ドラマに出演。14年の第37回日本アカデミー賞では35年ぶりの快挙となる最優秀主演女優賞、最優秀助演女優賞の2冠達成。160センチ。

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