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貴乃花親方の「何もないです」を巡り横野リポーターと笠井アナが生放送で激突…緊迫の「とくダネ!」

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貴乃花親方

 21日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)で大相撲の元横綱・日馬富士関(33)の幕内・貴ノ岩(27)への暴行問題を受け、開かれた日本相撲協会の臨時理事会を特集した。

 番組では相撲取材歴30年の横野レイコリポーター(55)の取材に基づき理事会の内幕を報じた。横野リポーターの取材では、八角理事長が暴行事件の再発防止策を全理事に尋ねたところ貴乃花親方は「何もないです」と答えたという。

 この発言に笠井信輔アナウンサー(54)は「貴乃花親方はまだ納得いっていないことがあって。本当に怒っている人って口を開かないじゃないですか。自分に求められて自分が答えたことで、じゃぁそれで行きましょうって、そういう話じゃない、あなたたちが考えてくださいと…」と見解を示すと、横野リポータが「それは違うんじゃないですか」と割って入り「協会の理事として、これから全体で再発防止を一丸となってやっていかないといけない。意見を出しましょうってアイデアを出しているんですよ。そこで理事なのに意見を言わないのは処分うんぬんの問題じゃないと思います」と反論した。

 これに笠井アナは「恐らく自分が被害を受けた被害者側の親方であるので、みなさんで話し合ってもらいたい」と返すと、横野リポーターは「それは話し合ったじゃないですか」と再び反論した。笠井アナは「そこで自分が何もないっていうのは、自分がしゃべることで自分がしゃべった方向で物が進むこと。そういう簡単なものではないんじゃないかっていうものがあるんだと思う」と示した。

 2人の激論にスタジオは緊迫。小倉智昭キャスター(70)は「ただ、一番の当事者であることは間違いないんで、その親方が何も話さないのはどうなのかということ」とまとめていた。

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