◆ＮＰＢ ＡＷＡＲＤＳ ２０１７ ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ ｂｙ リポビタンＤ（２０日、東京・港区グランドプリンスホテル新高輪）
「ＮＰＢ ＡＷＡＲＤＳ ２０１７ ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ ｂｙ リポビタンＤ」が２０日、都内のホテルで行われた。
パ・リーグ新人王に輝いた西武・源田が、来季の目標に「１ケタ失策」を掲げた。今季は球団の新人遊撃手としては３６年ぶりの開幕スタメンをつかみ史上４人目、遊撃手では史上初のフルイニング出場を達成。一方で２１失策を記録しただけに「監督からも来年はエラーを１ケタでいこうと。そこを一つの目標にしたい」。西武の正遊撃手では、０２年の松井稼頭央（９個）以来の高水準を求めていく。
２５２票（満票２５８）を集めるダントツの結果に「ビックリしてます。１年間、頑張って良かった」と控えめに喜んだ。新人のシーズン安打記録では歴代３位の１５５安打を放ち、リーグ２位の３７盗塁を記録して４年ぶりの２位に貢献。来季への思いは明確だ。「周囲の見る目やプレーの基準も上がると思う。今年以上の成績を残さないといけない」。この栄誉をステップにして、さらなる飛躍を目指していく。（小島 和之）
◆源田 壮亮（げんだ・そうすけ）１９９３年２月１６日、大分県生まれ。２４歳。小学３年からソフトボールを始め、中学から硬式野球を始める。大分商、愛知学院大を経てトヨタ自動車に入社。昨年は都市対抗野球初優勝に貢献し、１６年度の社会人ベストナインに選出。１６年ドラフト３位で西武入り。今季は１４３試合で打率２割７分、３本塁打、５７打点、３７盗塁。１７９センチ、７３キロ。右投左打。