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【阪神】金本監督、終戦に「残念で悔しい」

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↑交代を告げる金本監督

 ◆セ・クライマックスシリーズ第1S第3戦 阪神1―6DeNA(17日・甲子園)

 阪神は先発の能見が1死しか奪えずに3失点KOされるなど、序盤から劣勢に立たされ、そのまま敗戦。試合後の金本知憲監督(49)は「終戦」を悔しがりながら、2位で終わった就任2年目に胸を張った。

 

 ―15日の第2戦から流れを失ったままだった。

 「雨を理由にすると言い訳になりますけど、そうじゃなしに、向こうの打線がちょっと調子を上げてきたなと感じましたね」

 ―打線はいい当たりが正面をつくなどもあって、ウィーランドを攻略できなかった。

 「時の運もあるし、勝負運というか、勝ち運というか。結果がすべてなんで。残念で悔しいですけど」

 ―藤浪がリリーフで、来季に向けて、いい投球をした。

 「来シーズンに向けてということで起用したわけではないですが、何かつかんでくれればというのはあります」

 ―大山も勝負所でしっかり打てた。

 「そうですね」

 ―投手陣がCSでは苦しんだ。

 「向こうの打線が良かったんで。1年間、リリーフの踏ん張りというのは大きかったんで、責めるつもりは全くない」

 ―選手は悔しさを感じてる。

 「持ってくれてると思いますし、来年につなげるという意味でも。そうですね、来年につなげないといけないし。1年を考えてみれば、今年は気持ちを前面に出してくれたし、ベテラン、中堅がよく頑張ったし、ケガ人も出て、先発も決まらない中、スタメンも固定できない中で2位になれたのは胸を張っていいこと。みんなの野球に対する執念、粘りで2位になれたと思っている。きょうで最後になったけど、今年、ほんとに褒めてやりたいチームだと思います」

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