↑三男・良太郎の逮捕を受け、会見する清水アキラ
↑清水良太郎容疑者
また2世タレントがやらかした。
ものまねタレントの清水アキラは12日夜、三男でタレントの清水良太郎容疑者が11日に覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕されたことを受け、急きょ謝罪会見を開くと報道各社に通知した。
会見は、アキラの自宅敷地内で行われた。記者が清水宅の最寄り駅に到着すると、突然雨が降り出した。午後9時15分頃、疲れ切った表情のアキラが帰宅。自身の妻は、息子が逮捕される2日前に腰の病気で入院し、この日手術を受けたという。
会見が始まると雨脚は一段と強まり、50人を超える報道陣は激しい雨に打たれながら約30分間、傷心の父の言葉に耳を澄ました。
アキラは三男に対し「事務所をクビにする」と宣言。さらに「もう信じることができない」「話もしたくない」「面会に行く予定はない。今日(身柄のある)目白警察の前を通ったけど『ここにいるんだ』と思っただけで帰った」「自分の力ではい上がるしかない」などと厳しい口調で言い放った。
一方で、良太郎容疑者の芸能人としての才能を聞かれると「それは惚れていないとできない。それは惚れていました。彼の才能はある…じゃなきゃできない」と高評価。29歳の息子が不祥事を起こしたことで謝罪することについては「それは仕方ない。清水アキラの子に間違いないわけですから」と“甘さ”ものぞかせた。2度も裏切ったアラサーの息子の尻ぬぐいをすることに疑問を感じていない様子だった。
2月に報じられた違法賭博疑惑を、報道前に知っていたことも明かした。アキラによると、写真誌「FRIDAY」が報じる前に、良太郎容疑者とともに賭博場にいた人物とみられる男性から「写真があるから買え」という脅迫電話があった。それを断ると、同誌が報じたという。
しつけについては「他と比べても厳しかった。ひっぱたくこともあった」と力説。だが、三男が賭博行為に手を染めたと思い、手を挙げ、怒鳴りながら問いつめたても認めさせることができなかった。
家族に本音を明かさなかったのは、今回も同じだ。10日に警察に任意同行され同日午後5時に帰宅。アキラが「何かあったら大変だから言えよ」などと詰問したが、良太郎容疑者は「何もないから大丈夫」と否定し続けた。翌11日午後9時の逮捕まで約28時間あったが、近くにいながら、息子から真実を引き出す事ができなかった。
警察の調べには容疑を認めた良太郎容疑者は父の前では平気でウソをつき続け、逮捕直前には来月1歳を迎える長女のバースデービデオを作る余裕さえ見せていたという。
アキラが30代半ばで授かった末っ子。自身と同じく場を盛り上げるのが大好きな良太郎容疑者がかわいくて仕方ないのだろう。薬物依存であった場合にサポートするかとの質問には「家族ですから、そこはやらなきゃいけないかもしれない」と答えた。
「家族だから」こそ、本気で突き放すべきではないだろうか。裁判で有罪になったとしても、初犯であれば懲役2~3年で執行猶予3~4年程度で実刑にはならない可能性が高い。優しいアキラは、良太郎容疑者が困り果てた顔で自宅に戻れば、また手を差し伸べてしまうのではないか。
一般的に覚醒剤から足を洗うのは、相当困難といわれる。本気で立ち直らせたいなら、手を挙げるような厳しさではなく、息子が本当のことを打ち明ける信頼関係の構築が先決だろう。(記者コラム)
↑清水良太郎容疑者
また2世タレントがやらかした。
ものまねタレントの清水アキラは12日夜、三男でタレントの清水良太郎容疑者が11日に覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕されたことを受け、急きょ謝罪会見を開くと報道各社に通知した。
会見は、アキラの自宅敷地内で行われた。記者が清水宅の最寄り駅に到着すると、突然雨が降り出した。午後9時15分頃、疲れ切った表情のアキラが帰宅。自身の妻は、息子が逮捕される2日前に腰の病気で入院し、この日手術を受けたという。
会見が始まると雨脚は一段と強まり、50人を超える報道陣は激しい雨に打たれながら約30分間、傷心の父の言葉に耳を澄ました。
アキラは三男に対し「事務所をクビにする」と宣言。さらに「もう信じることができない」「話もしたくない」「面会に行く予定はない。今日(身柄のある)目白警察の前を通ったけど『ここにいるんだ』と思っただけで帰った」「自分の力ではい上がるしかない」などと厳しい口調で言い放った。
一方で、良太郎容疑者の芸能人としての才能を聞かれると「それは惚れていないとできない。それは惚れていました。彼の才能はある…じゃなきゃできない」と高評価。29歳の息子が不祥事を起こしたことで謝罪することについては「それは仕方ない。清水アキラの子に間違いないわけですから」と“甘さ”ものぞかせた。2度も裏切ったアラサーの息子の尻ぬぐいをすることに疑問を感じていない様子だった。
2月に報じられた違法賭博疑惑を、報道前に知っていたことも明かした。アキラによると、写真誌「FRIDAY」が報じる前に、良太郎容疑者とともに賭博場にいた人物とみられる男性から「写真があるから買え」という脅迫電話があった。それを断ると、同誌が報じたという。
しつけについては「他と比べても厳しかった。ひっぱたくこともあった」と力説。だが、三男が賭博行為に手を染めたと思い、手を挙げ、怒鳴りながら問いつめたても認めさせることができなかった。
家族に本音を明かさなかったのは、今回も同じだ。10日に警察に任意同行され同日午後5時に帰宅。アキラが「何かあったら大変だから言えよ」などと詰問したが、良太郎容疑者は「何もないから大丈夫」と否定し続けた。翌11日午後9時の逮捕まで約28時間あったが、近くにいながら、息子から真実を引き出す事ができなかった。
警察の調べには容疑を認めた良太郎容疑者は父の前では平気でウソをつき続け、逮捕直前には来月1歳を迎える長女のバースデービデオを作る余裕さえ見せていたという。
アキラが30代半ばで授かった末っ子。自身と同じく場を盛り上げるのが大好きな良太郎容疑者がかわいくて仕方ないのだろう。薬物依存であった場合にサポートするかとの質問には「家族ですから、そこはやらなきゃいけないかもしれない」と答えた。
「家族だから」こそ、本気で突き放すべきではないだろうか。裁判で有罪になったとしても、初犯であれば懲役2~3年で執行猶予3~4年程度で実刑にはならない可能性が高い。優しいアキラは、良太郎容疑者が困り果てた顔で自宅に戻れば、また手を差し伸べてしまうのではないか。
一般的に覚醒剤から足を洗うのは、相当困難といわれる。本気で立ち直らせたいなら、手を挙げるような厳しさではなく、息子が本当のことを打ち明ける信頼関係の構築が先決だろう。(記者コラム)