↑試合後の会見でボードを手に記念撮影を行う鳥谷(カメラ・渡辺 了文)
↑04年4月2日の巨人戦(東京ドーム)で、8回1死一塁、左前にプロ初ヒットを放つ阪神・鳥谷
◆阪神8―3DeNA(8日・甲子園)
阪神・鳥谷敬内野手(36)が、通算2000安打を達成した。2点を追う2回1死一塁。井納のフォークをとらえ、右中間を破る適時二塁打を放った。試合後には共同会見に臨み、プロ14年間の思い出や現在の心境を明かした。(以下は一問一答)
―今の気持ちは。
「この2000というのを目標に、というのもなかったですし、打てると思っていなかった。2000安打も打ったのかな、というのが今の気持ちです」
―あっという間か。
「毎年毎年の積み重ねなので、あっという間という感じはしないですけど、打ってみたら近いとは思わないですけど…。早くも遅くもないという感じですね」
―2000安打の意味合い、感じ方はここ数日で変わってきたか。
「あまり個人的な数字を考えて打席に立ったり、試合が終わってから考えていなかった。少なくなればなるほど、周りが勝手にカウントしてくれる。数字のプレッシャーというか、数字を追っていた自分はいるかな、と思います」
―第1打席に入る気持ちは。
「1打席目に何とか決めないと、どんどんプレッシャーがかかってくる感じがした。何とか集中して打ちたいな、という気持ちで臨みました。球種とかは全然考えていなかった。走者を進める延長線にヒットがあったらいいな、と思って打ちました」
―打球はしっかり見た。
「一瞬捕られたかなと思ったけど、抜けてよかったと思います」
―抜けた瞬間、2000安打は頭にあったか。
「抜けて転がっている時に、そういえば2000本目だなという感じでした」
―声援がすごかった。
「打席に入る時は本当に球場の雰囲気、応援はすごく感じましたね」
―ただの打席じゃないという感じはしたか。
「顔にボールが当たって最初に代打で出た時を思い出しました」
―DeNA・田中、福留から花束を受け取って笑顔。
「本当に田中は大学の後輩ですし、そこで2000本打ったという実感がわきました」
―ちょっと楽になったか。
「楽になったというのはないですけど、これでやっと周りが静かになるかなと思いました」
―金本監督からはどんな言葉を。
「『まだ通過点だぞ。2500本いけ』と言われました」
―印象に残る1本は。
「やっぱりプロ入って最初に打ったヒット。そこからプロ野球人生が始まっている。最初の1本が一番印象深いといえば、印象深いですね」
―プロで1本打つまではどうか。
「プロ入ってから、なかなか自分の思うようにいかなかった時期もありますし。本当に見たことない球が来たりもしていた。1本目を打った時は『始まったな』と思いました」
―2000安打を達成した原動力は?
「やっぱり毎年毎年、試合に出続けたいという気持ちを持って、やっていましたし、ポジションを空ける怖さの中で、毎日出続けるということを考えて準備してきた。それがこの2000本という数字につながったと思います」
―昨シーズンはターニングポイントだったか。
「やっぱりショートというポジションを失いましたし、キャンプが始まって、オープン戦に入っても自分のポジションはなかった。サードというポジションでここまでできているのはよかったと思います」
―去年が終わった時点で現在をイメージできた?
「2000本をイメージすることなく、今日まで来ている。数字というよりも、もう一回、自分が試合に出続けないと、という気持ちで過ごしました。サードというポジションで、試合に出続けるイメージを持ってシーズンに臨みました」
―どなたに2000安打を伝えたいか。
「両親もそうですし、家族もそうですし、色んなところで一緒にやった同級生。周りでお世話になった人たちが2000本を待ってくれていた。喜んでくれていた。そういう人たちに伝えたいなと思います」
―王手がかった中であっさり決めた。
「逆にずるずるいく方が怖い。プレッシャーがかかるほど、打てなくなるというのはあった。そこで決められてよかった」
―次はどのあたりを見定めているか。
「数字を追うということはない。毎日、試合に出続けてね。やっぱりチームの優勝は05年からできていない。そこに向かって勝利に貢献できるように1本1本積み重ねていきたい」
―ファンの皆さんに一言。
「2000本打てたのも、ファンの皆さんの声援があったから。最後まであきらめずにやっていきたい。応援よろしくお願いします」
😁オ😉レ😜コ😝メ✏
阪神タイガースの中では好きな選手です。
2000本安打 達成 おめでとう
↑04年4月2日の巨人戦(東京ドーム)で、8回1死一塁、左前にプロ初ヒットを放つ阪神・鳥谷
◆阪神8―3DeNA(8日・甲子園)
阪神・鳥谷敬内野手(36)が、通算2000安打を達成した。2点を追う2回1死一塁。井納のフォークをとらえ、右中間を破る適時二塁打を放った。試合後には共同会見に臨み、プロ14年間の思い出や現在の心境を明かした。(以下は一問一答)
―今の気持ちは。
「この2000というのを目標に、というのもなかったですし、打てると思っていなかった。2000安打も打ったのかな、というのが今の気持ちです」
―あっという間か。
「毎年毎年の積み重ねなので、あっという間という感じはしないですけど、打ってみたら近いとは思わないですけど…。早くも遅くもないという感じですね」
―2000安打の意味合い、感じ方はここ数日で変わってきたか。
「あまり個人的な数字を考えて打席に立ったり、試合が終わってから考えていなかった。少なくなればなるほど、周りが勝手にカウントしてくれる。数字のプレッシャーというか、数字を追っていた自分はいるかな、と思います」
―第1打席に入る気持ちは。
「1打席目に何とか決めないと、どんどんプレッシャーがかかってくる感じがした。何とか集中して打ちたいな、という気持ちで臨みました。球種とかは全然考えていなかった。走者を進める延長線にヒットがあったらいいな、と思って打ちました」
―打球はしっかり見た。
「一瞬捕られたかなと思ったけど、抜けてよかったと思います」
―抜けた瞬間、2000安打は頭にあったか。
「抜けて転がっている時に、そういえば2000本目だなという感じでした」
―声援がすごかった。
「打席に入る時は本当に球場の雰囲気、応援はすごく感じましたね」
―ただの打席じゃないという感じはしたか。
「顔にボールが当たって最初に代打で出た時を思い出しました」
―DeNA・田中、福留から花束を受け取って笑顔。
「本当に田中は大学の後輩ですし、そこで2000本打ったという実感がわきました」
―ちょっと楽になったか。
「楽になったというのはないですけど、これでやっと周りが静かになるかなと思いました」
―金本監督からはどんな言葉を。
「『まだ通過点だぞ。2500本いけ』と言われました」
―印象に残る1本は。
「やっぱりプロ入って最初に打ったヒット。そこからプロ野球人生が始まっている。最初の1本が一番印象深いといえば、印象深いですね」
―プロで1本打つまではどうか。
「プロ入ってから、なかなか自分の思うようにいかなかった時期もありますし。本当に見たことない球が来たりもしていた。1本目を打った時は『始まったな』と思いました」
―2000安打を達成した原動力は?
「やっぱり毎年毎年、試合に出続けたいという気持ちを持って、やっていましたし、ポジションを空ける怖さの中で、毎日出続けるということを考えて準備してきた。それがこの2000本という数字につながったと思います」
―昨シーズンはターニングポイントだったか。
「やっぱりショートというポジションを失いましたし、キャンプが始まって、オープン戦に入っても自分のポジションはなかった。サードというポジションでここまでできているのはよかったと思います」
―去年が終わった時点で現在をイメージできた?
「2000本をイメージすることなく、今日まで来ている。数字というよりも、もう一回、自分が試合に出続けないと、という気持ちで過ごしました。サードというポジションで、試合に出続けるイメージを持ってシーズンに臨みました」
―どなたに2000安打を伝えたいか。
「両親もそうですし、家族もそうですし、色んなところで一緒にやった同級生。周りでお世話になった人たちが2000本を待ってくれていた。喜んでくれていた。そういう人たちに伝えたいなと思います」
―王手がかった中であっさり決めた。
「逆にずるずるいく方が怖い。プレッシャーがかかるほど、打てなくなるというのはあった。そこで決められてよかった」
―次はどのあたりを見定めているか。
「数字を追うということはない。毎日、試合に出続けてね。やっぱりチームの優勝は05年からできていない。そこに向かって勝利に貢献できるように1本1本積み重ねていきたい」
―ファンの皆さんに一言。
「2000本打てたのも、ファンの皆さんの声援があったから。最後まであきらめずにやっていきたい。応援よろしくお願いします」
😁オ😉レ😜コ😝メ✏
阪神タイガースの中では好きな選手です。
2000本安打 達成 おめでとう