◆ヤクルト４―３巨人（１７日・神宮）
巨人は先発内海が２回に喫した４失点が響き、１点差でヤクルトに敗れた。内海は２回に荒木の５号３ランなどで４点を失い、この回途中で降板。打線は直後の３回に３点を返したが、４回以降はヤクルトの継投の前に１安打のみに終わった。この日の敗戦で４位の巨人は借金４に逆戻り。３位・ＤｅＮＡと５ゲーム差で東京ドームでの直接対決に臨む。
今季３勝目へ先発した内海は２回無死一、二塁で荒木に５号３ランを浴び、先制された。さらに２死二塁で山崎に中前適時打を許し４点目。内海は１回２／３で４７球を投げ、５安打４失点で降板となった。
巨人打線は３回１死一、三塁、マギーの中犠飛で反撃を開始。さらに２死満塁で村田が左前に２点適時打で１点差に迫った。なおも２死一、二塁で亀井が左前打を放ち、二塁走者・阿部は同点のホームインを狙ったが、激走実らず本塁でタッチアウトとなった。
その後、巨人は中継ぎ陣が踏ん張りヤクルトに得点を許さなかったが、打線もヤクルト投手陣の継投の前に沈黙。攻撃陣は４回以降１安打のみ。６回には１死満塁のチャンスを作ったが、代打・橋本到が空振り三振、陽岱鋼がヤクルトの好守に阻まれる二ゴロに倒れた。
３位・ＤｅＮＡが中日に勝利したため、巨人とのゲーム差は５になった。１８日からは東京ドームでの直接対決となる。ＣＳ進出へ負けられない３連戦の予告先発は、巨人・田口、ＤｅＮＡ・石田。午後６時に試合開始予定となっている。