報道陣に頭を下げる斉藤由貴
3日発売の「週刊文春」で50代の男性医師との“W不倫”疑惑が報じられた女優・斉藤由貴(50)が3日夜、都内で緊急会見を開いた。ドラマの撮影現場から駆けつけた斉藤は純白のロング・ワンピースで登場。男性との不倫関係を全面否定した。
◆斉藤由貴に聞く
冒頭「お待たせしてしまいました。すみません」と謝罪し、会見スタート。
―今回、報じられた男性とはどういう関係?
「家族が、みんなお世話になっているお医者さんです」
―報じられた写真では手を「恋人つなぎ」していたが―
「映画がお互い好きで『見に行こう』という話になって。終わった後、私が疲れてしまったこともあって、階段を降りる時に支えてもらって。そういうところがある方なので、パッと手を出されて、つかんだだけ。実はあんな風につかんだのかなと、自分でも記憶がなくて」
―どんな気持ちで―
「優しくしてもらって、甘えるような気持ちになってしまって。それがダメだったんだなと思います」
―どのようないきさつで知り合いに―
「家族で(医者として)見てもらっていて。最初は子供の進学の塾とか相談事から始まって。『仕事、大変ですね』とか言ってもらって、6年くらい前から(付き合いが)始まって。『ダイエットとか相談乗りますよ』と、そんな所から。ダイエットのことを全面的にサポートしてくれて。体力落ちた時に『点滴しましょうとか、栄養剤を処方しましょう』とか、そういうことを相談してきて。私にとって、アドバイザーであり、子供のことも相談できる、そういう人です」
―1週間に4回会ったと報じられたが―
「週刊文春(が報じた)4回も会ったかな?と…。私自身、覚えてないけど、文春の人がずっと見ていて、4回というなら、そうなんだろうなと思うけど…。先生が電子カルテに付けていたのを見ると、美容系の施術とか、アザとか治してもらったりとか、あと、話をしたりして。ずっと、お世話になっているメイクさんも実は一緒に行ってます」
―ご主人の反応は?
「(夫は)記者の人が私のところに来て『こういうことがありますよね』と聞いてきて。私がまったくお化粧していない状態の時に来て、なんだろうと思って。主人のところに行って『家族にも聞いてくるから、全部、私がそういうことは答えるから、知らない、わからないって答えておいて』と言ったので、主人もそう答えたと思います」
―今の夫との関係は?
「電話で連絡取り合っていて。『今日は何時に帰るの?』とか、連絡取り合ってます」
―「手つなぎ写真」に対する夫の反応は?
「ああ、私も攻められてしかるべきなんで…。怖くて実は主人に聞いてないけど、主人もまだ聞いてこなくて。『今日は会見やるの?』と聞いて来た感じです」
―普通は夫は怒るのでは?
「あの写真でギュッと(手を)握ったように(見えたように)したのは事実なので、主人が(怒りで)そういう風に思ったら、しようがないなと思います」
―直接、会話は?
「ドラマの収録やっていて、家に帰ってなくて…。今日も着たきりすずめで恥ずかしいんですけど…」
―診察ということだが、相手の男性は手ぶらだった―
「美容関係のこととかもやってもらっていて、看護師さんと一緒ではなかった。用具とかは(自身所有のマンションの部屋に)まとめて置いてもらっていて、ずっと、そこにあるものを使うという感じでした」
―男性はどういう存在なのか?
「今、すごく充実した仕事をたくさんいただいてます。それがうれしくて、毎日、女優として楽しい部分があるんですけど、(男性は)それの陰の大黒柱というか立役者というか、私の仕事についても興味を持ってくれて、映画、舞台とかも『こういう所がこうだった』とか、いろんな意味で励ましてくれた人だった。すごく、自分を信じることができるようになった。最初はダイエットで次はこうしてみようとか、勇気を持てるようになったんです。前から(男性の)病院に行ったりとか、メールとか、『こういうことにチャレンジしたらどうか』とか、やりとりはしてました」
―異性としての好意があったのでは?
「好意はあるから、手をつなぐ的なことはあるんだと思います。でも…(数秒、絶句)。でも、やっぱり、だからこそ、今まで家族を連れて病院に行って、今までお世話になり続けることができたと思います」
―2人で映画を見に行くのは「交際」では?
「映画を見に…。うーん。映画を見に行ったことは他の人でも普通に…。それは(取材陣の皆さんは)ないですかね? 夜5時か6時くらいに。そういう気持ちが、そういう所が甘いんですね。でも、(男性とは)信頼して、いろんなこと質問して、やって来たんだと思います」
―別宅のマンションで会ったことで疑惑が―
「自宅で看てもらったこともあります。人から見られたら? そういうことを…。そうですね。最初にそこに(男性に診療の)荷物を入れてもらって、やっていたので、なんとなくそういうことに。家だと、子供がいたりして、(施術で)『顔に何やってるの?』ってことになるんで。それで良かったんじゃないかと私も思ってしまったところがあります」
―マンションを借りた目的は?
「自分の仕事をする空間が欲しかったんです。実は秋に本を出す計画もあるんで、そういう場所が欲しかった」
―今回で(故・尾崎豊氏、川崎麻世に続く)3度目の不倫報道ですが?
「(数十秒、絶句して)今、考えているのは…。気が利いたことを言った方がいいのかと思っても、そういう場じゃないし…。答えようがないです」
―「一線」は超えたのか?
「そういうことじゃないです」