◆ヤクルト３―４巨人（２７日・山形）
巨人がヤクルトとの接戦を制し連勝した。
７回、３―３の同点の場面で、長野が石山から決勝の３号ソロを放った。先発の田口は７回途中３失点で６勝目。マシソン、カミネロのリレーでヤクルトの反撃を振り切った。
先発の田口は７回２死二塁、前の打席で一時同点となる９号２ランを浴びた山田を迎えたところで降板。２番手のマシソンが山田を３ボールから見逃し三振に仕留めた。回またぎとなった８回は、１死二、三塁と一打逆転のピンチを迎えたが、藤井を空振り三振、代打・大松を左飛に打ち取り無失点で切り抜けた。９回は守護神・カミネロが３者凡退で片づけ、１５セーブ目をあげた。
一方、仙台市出身のヤクルト先発・由規は“凱旋試合”のマウンドで６回３失点と勝敗はつかなかった。５安打４四球で６回以外は走者を背負う投球。２０１１年５月２０日の楽天戦（Ｋスタ）以来６年ぶりに東北のマウンドに立ったが、白星はならなかった。