カーショー、ハーラートップタイの１１勝目

↑１１勝目を挙げたクレイトン・カーショー投手

　◆ドジャース４―０ロッキーズ（２４日・ロサンゼルス）

　ドジャースのクレイトン・カーショー投手（２９）が２４日（日本時間２５日）、本拠地ドジャー・スタジアムでのロッキーズ戦に先発。６回４安打無失点、１四球８奪三振で、メジャー・ハーラートップタイの１１勝目（２敗）を挙げた。チームは９連勝で、ナ・リーグ５０勝一番乗り（５０勝２６敗）した。

　強打を誇るロッキーズ打線。初回、カーショーは「立ち上がり投球数が多くなって苦しいスタートになった」。２本の安打と四球でいきなり１死満塁の大ピンチを招いたが、６番のデズモンドを得意のスライダーで空振り三振。そして６番のストーリーには速球で見逃し三振に仕留めた。

　立ち上がりを無失点で切り抜けると、その後は「気持ちをセットしなおして」とリズムをつかんだ。いつもの相手を寄せ付けない絶対エースの投球を見せ、チームの勝利に貢献した。「（初回の）１イニングに３０球（実際は３３球）も投げるのは決して楽じゃあないよね。おすすめしないね」と自分の投球にジョークを交えて振り返った。

　チームは今季最長の９連勝。カーショーは「信じられないくらいの強さだね。いつか５０試合で４２勝８敗なんてこともあったけど、毎晩いろいろな勝ち方をしてるよね。負けることはないという自信にあふれてる」と驚きを隠せないようだった。