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岩隈、5回に左ひざにライナー直撃「当たった時より今の方が痛い」

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↑エンゼルス戦の5回、シモンズの打球を左膝に受けるマリナーズ・岩隈

 ◆マリナーズ8―7エンゼルス(3日・シアトル)

 マリナーズ・岩隈久志投手(36)が3日、本拠のエンゼルス戦で5回0/3を6安打3失点も、救援陣が逆転され今季初勝利を逃した。

 今日こそは今季初白星に手が届くはずだった。4回まで2安打無失点。直球をコーナーに通し、勝負球のスプリットでバットを振らせ、ア・リーグ月間MVPの3番トラウトも空振り三振と右飛に打ち取っていた。

 しかし5回、先頭シモンズのライナーが左膝を直撃して流れが変わった。しばらく痛みに顔をしかめたが、そのまま続投。この回も無失点に抑え、その裏味方打線が8人攻撃で3点を追加して岩隈を援護。長い攻撃時間の間に膝に腫れが出始め、痛みも増してきたと言うが「勝ちの権利がありましたから」と6回もマウンドに立った。

 だが、負傷で微妙に狂ってきた制球で先頭のカルフーンに右翼線二塁打、続くトラウトには「若干浮いてしまった」という球を中越えに8号2ラン。更にプホルスにも左前安打を許すと、サービス監督は交代を告げた。救援はこの日がメジャーデビューとなったパガン。バルブエナに左前安打を許して無死一、三塁からシモンズが左犠飛。更に連打を浴び、1点を失って同点として岩隈の白星が消えた。

 2点差を守る場面でルーキーを投入は、延長11回までもつれた前夜の試合で救援投手を6人登板させていたため。「厳しい場面だったが、投入せざるを得なかった。早い段階で投入すれば、失点しても挽回するチャンスがあると見ていた」と指揮官。その言葉通り8回2死からの猛反撃で4点を返し、1点差で逆転勝ちした。

 岩隈がメジャー自己最多の16勝をあげた昨季の初白星はちょうど1年前のこの日。今季は4月16日のレンジャーズ戦を除く5試合すべてで5回以上を投げ、3失点以下に抑える好投を見せているが、自身ではどうにもならない要素に白星を阻まれている。

 ■岩隈投手一問一答

 ―きょうの内容は

 「全体的にはうまくピッチングできたのかなという風に思います。低めに丁寧に集めながら、という感じでできたと思います」

 ―当たった箇所は?

 「(右膝の)お皿ではないです。膝のちょっと下。腫れてます。当たった時より今の方が痛い」

 ―5回を終えた後の治療は?

 「一応アイシングを。なんか圧迫みたいなのを、電気もやりました」

 ―6回にマウンドに戻る前に監督からは大丈夫か?という話はあった

 「多分あったと思いますけど、覚えてないです」

 ―明日以降が心配?

 「多分、大丈夫だと思いますけど。2~3日腫れるかもしれない」

 サービス監督談話

 「クマ(岩隈)は好投していた。膝に打球を受けたのに粘ってくれたが、6回は球にキレがなかった。(今後は)大丈夫だろうとは思う」

オレコメ
今、岩隈は調子が良いので打球で大きなケガに繋がらなくて良かったと思う。

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