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【中日】ジョーダン、遺恨のバレに死球ぶつけても「謝ることは絶対ない」

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↑12日のヤクルト戦で今季初先発する可能性が高まったジョーダン

 中日のジョーダン・ノルベルト投手(30)が10日、ヤクルト・バレンティンを“ケンカ上等”の内角攻めで打ち取ると宣言した。

 ナゴヤ球場で調整後、今季初先発が予定される11日からのヤクルト3連戦(神宮)について「狭い球場であることを意識しすぎると投球を乱す。普段通りに投げるよ」と自然体を強調した。

 その“自然体”が、どうにも不気味なのだ。もともと制球力がアバウトなパワーピッチャーで、昨季の与死球はリーグ2位タイの8個。昨年7月8日の同カード(神宮)ではバレンティンの左上腕に死球をぶつけ、乱闘騒ぎになった。結果、ヘルメットを投げつけたバレ砲が退場処分を食らった。

 だがジョーダンも実は、ヒートアップした相手打者に呼応するように打席方向へと歩み寄っていた。そしてバレ砲のヘルメットが人工芝に弾むと、左腕は球場に響き渡る大声で「ベン・アカ!」(こっちに来いよ!)とスペイン語で叫び、売られたケンカを買おうとしたのだった。

 当日を振り返ったジョーダンは「ワザと当てたわけではない。打ち取るために内角へ投げた。捕手(杉山)のサイン通りさ。その結果、ぶつけてしまっても仕方ない。でも、謝ることは絶対ないけどね」。淡々とした口調で表情を変えずに話す姿が、逆に鬼気迫る。

 バレンティンは4日の阪神戦(京セラドーム)でも乱闘騒ぎの末に退場処分を受けている。遺恨が残る両者が、花の都の真ん中で決着をつける時が来るのか…。

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