↑8回無死、左越えソロを放った上本をハイタッチで迎える金本監督
◆阪神4―3巨人(9日・甲子園)
阪神が一発攻勢で甲子園初白星を挙げ、勝率5割に戻した。2点を追う7回1死一塁で北條が左翼ポール際にこの日、2本目となる同点アーチ。8回には先頭・上本が勝ち越しの1号ソロを左翼席に放り込んだ。昨季、開幕から本拠地で1分を挟んで9連敗を喫した伝統の一戦の勝利に、金本監督も納得の表情を浮かべた。(以下は一問一答)
―4得点すべてホームラン。
「ウチらしくない点の取り方で。まあでもいいところで、本当に良かったです」
―北條が先制アーチ。
「(飛距離が)どうかなと思ったんですけど、普段からよくバットを振っている子なんでね、振る力がついてきた証拠だと思います」
―開幕から数字が出ていなかった。
「去年から今年にかけてバッティングも良くなってきた。でも波があるので、これぐらいはやってくれると思いました。ホッとする暇はないと思いますけど、続けて練習して欲しいですね」
―2本目の同点アーチは内角球をさばいた。
「インサイドのボールは『こうやって打つんだよ』という打ち方でしたね。コンパクトにうまく肘をたたんで、素晴らしい打撃でした」
―そして上本が勝ち越し弾。
「結果的には上本のホームランが勝ち越し点になってね。体は小さいですけど、すごくパンチのある選手なんでね。『打ってくれないかな、まあでもないだろうな』と思ってましたけど。まさかというかね。ああいう場面で打てる選手なんで上本も。ちょっとは期待していました」
―能見は安定した投球。
「ほぼ100点満点じゃないですかね。前回ああいう投球(4回途中8安打4失点)で、今回どうかなというところでやっぱりちゃんと修正してくれる。そこらへんが信頼おける投手かなということになります」
―先発が長いイニング。
「大きいですね。何よりずっと0点に抑えてね。最後3連打を食らいましたけど、全体に見ればいいピッチングしてくれました」
―いい内容で甲子園初勝利。
「ジャイアンツ相手でお客さん相手も今日は勝ちたかったと思いますし、喜んでもらえて嬉しいです」
―週明けからは敵地でDeNA戦。
「まず自分たちの野球をしっかりする。先発は長いイニング抑える、バッターはいいところを打つというね。そういうところを意識しながらやっていきたいと思います」
あーチクショー負けた 金本タイガースに高橋ジャイアンツが負けたんだぞ