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野球賭博:笠原元選手の口座記録入手 金銭の流れ解析

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野球賭博問題を巡る関係図

プロ野球巨人の野球賭博問題で、賭博をしたとして巨人に契約を解除された笠原将生元選手(25)が賭博の相手方との金銭のやりとりに使用した金融機関の口座の出入金記録を、警視庁組織犯罪対策4課が入手していることが分かった。笠原元選手が毎日新聞の取材に応じ、明らかにした。同課は賭博による金銭の流れを裏付ける証拠として解析を進めている模様だ。

日本野球機構(NPB)の調査などによると、笠原元選手は東京都内で飲食店を経営していた男性と、愛知県内の大学院生の男性を相手に、2014年4月~15年9月、プロ野球や高校野球の試合を対象に賭博を行った。

他に野球賭博への関与が明らかになった福田聡志(32)▽松本竜也(22)▽高木京介(26)--の元選手3人は、笠原元選手を介して飲食店経営者や大学院生と知り合い、野球賭博に関与するようになったとされる。

笠原元選手は毎日新聞の取材に、飲食店経営者とは3年ほど前、当時男性が経営していた飲食店に行ったことをきっかけに知り合ったと説明。大学院生は知人に紹介されたと話した。

 賭博をする際は、飲食店経営者や大学院生が携帯電話で笠原元選手にレートを決める「ハンデ」を送り、それを参考に勝敗を予想。

 飲食店経営者とは直接会って金銭をやり取りしていたが、大学院生との金銭のやり取りは金融機関の口座を使っていたという。

 元選手らの野球賭博への関与は昨年9月、大学院生が巨人の練習場を訪れて、貸した金の返済を求めたことで発覚。球団の調査に笠原、福田、松本の3元選手が賭博行為を認め、NPBは無期の失格処分とした。今年3月には高木元選手の関与も発覚し、NPBは1年間の失格処分とした。

my message
これが真実、プロ野球の裏側って思うと切ないですね。
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