◆阪神４―１ヤクルト（５日・京セラドーム大阪）
阪神が、糸井の３試合連続となる３号３ランで連敗を３で止めた。乱闘が起こった末に敗れた４日の“悪夢”を振り払った勝利。金本監督も、抜群の働きを見せるＦＡ砲に最敬礼した。（以下は一問一答）
―糸井選手が決めた。
「まあ、素晴らしいですね。それしか言葉がないです」
―言うことない中で、何か言ってください。
「ああいう場面で一発打てるというのは、打者としての最高の価値だと思います」
―死球など故障に強く、金本監督のようなスーパーマンですね。
「いや、僕と比べたら糸井君に失礼ですよ。全然、向こうの方が上です」
―あの回は梅野がヒット、上本が四球でつないだ。
「梅野も追い込まれた後ですからね。センター前に何とか。上本もよくつなげてね。回すべき人によくつないだ、回したイニングでしたね」
―３連発と、糸井はすごいですね。
「この調子を１年保ってね。ここ一番で打つことを一番期待しているので、本当に１年間頼りにしていますよ」
―投手陣が踏ん張った。
「やっぱり桑原が（７回無死一、二塁を）何とかしのいでくれたところですね。一つ挙げるとすればそこだと思います。秋山も本当に安定していて、何とか勝ちがついて欲しかったんですけどね。次、頑張って勝ち星を勝ち取って欲しいですね」
―明日以降への抱負は？
「投手陣が頑張ってくれて、終盤、野手がやっと応えた形だったんですけど、明日もピッチャーがしっかり試合を作ってくれて、先制、中押し、駄目押しという理想的な展開で勝ちたいですね」