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【中日】ゲレーロ、記録に表れない拙守で大量失点招く

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↑6回1死一、三塁、大竹寛のスクイズは捕手の送球の間に亀井が生還。ゲレーロ(左端)の拙守が大量失点につながった(捕手・木下拓、投手・吉見、走者・亀井)

 ◆巨人6―3中日(2日・東京ドーム)

 中日が逆転負け。森繁和新監督(62)の初白星はお預けで、2015年以来2年ぶり、2リーグ分立後5度目の開幕3連敗を喫した。

 新外国人のアレックス・ゲレーロ内野手(30)は4回に来日1号ソロを放ったが、記録に表れない守備のミスも連発して、大量失点の原因を作った。

 同点の6回。先頭・坂本の打球は高いバウンドのゴロ。遊撃・京田は正面で捕球体勢に入っていたが、三塁のゲレーロがカット。そこから体勢を立て直そうと何度かステップを踏んだことで、一塁への送球が間に合わず、内野安打にしてしまった。「坂本の足が速いので(京田より早く捕球しようと)カットした。アウトだと思ったけど審判の判断は尊重しないと」。先発・吉見が続く阿部、マギーと計3連打を浴びて決勝点を献上した。

 さらに、2―5と点差が開き、なおも1死一、三塁で、再びゲレーロの守備が傷口を広げた。打席の大竹寛は最初からバントの構え。吉見が投球モーションに入る前からゲレーロが前のめりな前進守備を見せたことによって、三塁走者・亀井に大きなリードを許すことになった。初球ファウルのあと、大竹寛が2球目をフェアグラウンドに転がした。捕手の木下拓が捕球して、一塁カバーの荒木へ送球しようと体勢を変えた瞬間に、亀井が本塁へスタート。悠々と生還を許した。

 その時、ゲレーロは打球へチャージをかけた状態のまま、本塁のバックアップへと猛進していった。したがって三塁はガラ空きで、亀井をクギづけにすることができなかった。セオリーとしては、捕手が捕球することが分かった瞬間に三塁へ戻るべき。奈良原内野守備走塁コーチは「戻らないとね。三塁に戻るのがベストチョイス」と厳しい表情。森脇内野守備走塁コーチも「2つのチョイスがあった。三塁手が素早く戻るか、遊撃手が三塁をカバーするか。きょうに関しては中途半端になってしまった」とゲレーロに反省を促していた。

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