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WBCルール変更!決勝Tからでもマー呼べる、マエケン夢プランで世界一奪回

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↑13年第3回WBCで4試合に登板したヤンキース・田中

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↑メジャー1年目で16勝を挙げたドジャース・前田

 3月に開催される第4回WBCで、登録メンバー28選手に加え、大会途中で入れ替え可能な10人の「予備投手枠」が設けられることが6日、分かった。この新ルールにより、全戦帯同が難しい日本人メジャーリーガーの途中参戦に道が開けた。ドジャース・前田健太投手(28)、ヤンキース・田中将大投手(28)といったエース級を米国での準決勝、決勝に投入する“夢プラン”も不可能ではなくなった。

 09年の第2回大会以来の世界一奪回を悲願とする小久保ジャパンに、壮大な夢プランが浮上した。米大リーグの公式サイトが、この日までに10人の予備投手枠の新設を報じた。13年の前回大会までは故障者の入れ替えは認められていたが、同サイトによると、今大会は1次、2次ラウンド(R)終了後に、それぞれ2人まで投手の入れ替えが可能。これにより、マエケンやマー君ら“海外組”を起用するハードルがグッと下がることになる。

 侍ジャパンは、現段階でも前田や田中らの招集を模索しているが、すでにカブスの上原は出場を辞退し、ダルビッシュに関しても所属のレンジャーズが不参加の手続きを取っている。背景には、所属チームの管理下を離れて日本でプレーすることを危惧する首脳陣への配慮もあるとみられる。

 しかし、この新ルールが採用されれば話は違う。メジャーリーガーは米国内での春季キャンプで体を仕上げつつ、ロサンゼルスで行われる3月20日以降の準決勝と決勝に登板が可能。限定的参戦ならば、所属球団がゴーサインを出すことも十分に考えられる。

 先発起用の選択肢は大きく膨らむ。2次Rまでのプレーオフを含む最大8試合を大谷、菅野ら国内組で勝ち上がり、ドジャー・スタジアムの準決勝以降で仕上がり十分なマエケンとマー君を投入―という計画も可能だ。チームの結束を重要視する小久保監督は、大会途中の入れ替えには慎重な姿勢とも言われるが、調子の上がらない投手を思い切ってチェンジすることもできる。28選手中に投手は13人以上の登録が必要なため、少なくとも計23投手の枠を使えるわけだ。今回も1次R60球、2次R80球、準決勝以降は95球の先発球数制限が設定される見込みで、先発陣の“増枠”は願ってもないオプションだ。

 指揮官は「(昨夏)渡米して感じましたけど、そこ(米国)で戦っている選手がチームには必要。日本の強みは投手力を中心とした守り。最強のメンバーで臨みたい」と話している。現時点で発表されているのはアストロズ・青木を含め19人。残り9人プラス投手10人の最終メンバー登録期限は2月6日(日本時間7日)となっており、侍ジャパン関係者は「1月末までには発表したい」と話した。38人の最強侍で、頂点を狙いにいく。

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