Quantcast
Channel: Mr.NPB&MLB&NEWS
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2517

大島優子「雨の劣等感は完全にぬぐい去られました」メキシコの旅を語る!

$
0
0

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

大自然やそこに暮らす人々、動物を題材にした人気シリーズ「感動地球スペシャル」の第27弾「カリブ海と聖なる泉~大島優子 メキシコの旅~」(フジテレビ系)が、5日午後4時05分から放送される。女優・大島優子(28)がメキシコを巡り、自然を育み文明を生んだ「水」の謎に迫る。

ジンベエザメが集うカリブ海や、聖なる泉・セノーテでダイビングに挑戦したほか、古代・マヤ文明から受け継がれる伝統的な「雨乞いの儀式」を体験。そんな大島に旅の感想を聞いた。


<今回はメキシコでどんな旅を?>

 水中で生活する生き物たちの空間だったり、神秘的な世界を体験してきました。約2週間行ってきたんですけど、大半は水中にいました(笑)。人間が地上で生きる世界とは違った世界を皆さんに楽しんでもらえると思います。

 ほかにも、メキシコの街だったり、そこに住む人々が持っている空気感も味わってきました。時の流れがゆったりしていて、この街には、“沖縄タイム”ならぬ“メキシコタイム”みたいなものがあるのかなって、いろんな場面でそんなことを感じられる旅となりました。

<カリブ海でのダイビングでは大迫力のジンベエザメに大接近。間近で一緒に泳いだ感想は?>

 本当に大きくて、ビックリ。私が152センチなのに対して、サメは全長6~8メートルくらいあって。顔だけ見たら、口が横に広がっていて、つぶらな瞳ですごく可愛らしいんですけど、胸から下は、エラがあってヒレがあって、もう完全にサメ。最初は怯えてしまって、私これ潜れるかなぁと思っていたんですけど、チャンスがくると、スタッフさんやガイドさんが「GOGO!」って背中を押してくるんですよ(笑)。そんな勢い付けもあって、ジンベエザメと接近することができました。1回近付いてみたら、印象が変わりましたね。

 勝手に抱いていた獰猛さはまったくなく、おっとりして見えました。人間が近くにいることに気づいてくれているような感じもあって、触れることはできないんだけど、触れてみたいなって思ったり。今ではジンベエザメに愛着が湧いています。ジンベエザメと泳ぎたくて、私が「もう一度トライさせてください!」ってお願いするシーンも結構あるので、ドキュメンタリーというよりガチンコ番組みたいになっているかも(笑)。

<ジャングルの中の小さな村・イダルゴでは、マヤ文明の末裔たちによる「雨乞いの儀式」を初体験。その直後、本当に雨が降ってきたそうですね>

 儀式をして10分後くらいに降ってきました。本当に驚きました!私、大きな仕事の時はなぜか雨が多いんです。AKB48の卒業コンサートも雨で中止になったし、主演映画を撮っていただいた時も、撮影の日は全部雨で…。いつもは雨が降らないようにって、てるてる坊主の儀式をやっていて、以前から雨に対して劣等感があったんです。

 だけどメキシコの方々にとってはそれが恵みの雨なんですよね。雨が降れば降るほど作物も育つ。そういう捉え方の違いを知って、私の劣等感は完全にぬぐい去られました。

<地元料理、ハラペーニョを乗せたトルティーヤも振る舞われたとか。そのお味は?>

 辛かった!でも、すごく美味しくて、私はそこからメキシコ料理が大好きになりました。現地のトルティーヤは、作りがすごくシンプル。トウモロコシを練ってできたトルティーヤにチャヤって大きい葉っぱを潰して練り込んで、そこにちょっと油を入れてハラペーニョを乗せるだけなんですけど、お店で食べるメキシコ料理とは違くて、素材の味の美味しさでした。素朴なんだけど温かみがありましたね。ハラペーニョって今まで食べられなかったんですけど、自然のハラペーニョがこんなに美味しいと知って大好きになりました。

 雨への劣等感もそうだし、メキシコに行ってからいろんなことを克服できました。

<2週間の旅路。それなりに過酷だったこともあったのでは?>

 んー、あったかなぁ?楽しいことばかりでした。しいて言えば、海の上は過酷だったのかも。荒波のなか、ジンベエザメを探すために2~3時間は海の上をさまよっていたので。2週間のうちの半分以上は潜っていたので常に夜11時には寝ちゃっていましたし、体は疲れていたのかもしれません。

 あ、思い出した!海の濃度が濃かった。それが結構きつかったですね。その水が体の穴という穴から全部入ってくるのがきつかった。でもそのくらいかな?あとは全部楽しめました。身体能力だけが取り柄なので(笑)。(つづく)

■大島優子(おおしま・ゆうこ)

1988年10月17日生まれ、栃木県出身。2014年にAKB48を卒業。その後は個人として数々の映画やドラマに出演。ドラマ「東京タラレバ娘」(日本テレビ系)に出演中。「感動地球スペシャル」への出演は2016年の「大島優子のアイスランド~オーロラ舞う火山島~」に続いて2度目。



大自然やそこに暮らす人々、動物を題材にした人気シリーズ「感動地球スペシャル」の第27弾「カリブ海と聖なる泉~大島優子 メキシコの旅~」(フジテレビ系)が、5日午後4時05分から放送される。女優・大島優子(28)が現地を巡り、自然を育み文明を生んだ「水」の謎に迫るドキュメンタリーだ。今回のインタビューは2日から続く「後編」。現地で貴重な経験を重ねた大島に旅の思い出や番組の見どころなどを聞いた。

<マヤの水源で、地元の言葉で「聖なる泉」を意味するセノーテ。数十メートル先を見渡せる青の世界に入り込んだ感想は?>

 言葉で表すのが難しいんですが、体感的には、宇宙空間にいるような感じ。ずっとふわ~っと浮いていて、波もないですし。セノーテって、洞窟の中に水が溜まっていく形になっているので、光が当たるところしか色付いて見えないんです。ほかは真っ暗。だからセノーテの中で暮らす生き物たちは周りがほとんど見えてないんですよね。そこで生きるために自分が進化していくというか、いらないものはいらないし、いるものはいる、というように自分たちが変わっていって、その場所に適応して生きている。何だか普段見ている魚とは違った生物に思えました。

 セノーテは4カ所くらい行かせていただいたんですけど、形、表情が全部違っていて。セノーテもどんどん変わっていっているということは、地球自体も生きていて、動いているということ。まるで地球の中にも潜り込んだような気分になりました。

<現地の方々との触れ合いのなかで、印象的な出会いはあった?>

 市場の方々かな。バジャドリッドという街に行かせていただいたんですけど、カンクンとかのリゾート地とは違って、奥に入った田舎町で、みんな穏やかなんです。

 体型や容姿がちょっと日本人と似ていたりして、親近感がありました。ただ、働き過ぎている日本人と性格は真逆で、商売っ気が全然なくて、そこが魅力的でした(笑)。あのゆったりした街の空気感は、そこに暮らす人が作っているんだろうなと思いました。同じ人間なのに、文化や歴史、生活環境が違うと、性格や見ている将来の夢など、いろいろな形があるんだなと考えさせられました。

あと、常に一緒にいた現地の運転手さんも印象的でした。長時間の運転は大変ですから、私が海とかセノーテに潜っている間はずっと寝ていて、動かないんです(笑)。だからいたずらをしたくなって、口を開けて寝ていた運転手さんの口にハラペーニョを入れてみたんです。辛いから飛び起きるだろうって思ったら、そのままムシャムシャ食べちゃって!メキシコ人、すごいなって(笑)。

<見た人がどんなことを感じられる番組になりそうですか?>

 生かされているなぁって感じると思います。海が嫌いな方もいらっしゃるんでしょうけど、水に触れると優しい穏やかな気持ちになったり、水の音を聴くと心が安らいだりする、そのヒーリング効果はすごくあると思います。

 あ、番組の中の私の発言はあまり聞かなくて大丈夫です。「すごい!」「やばい!」しか言っていないので(笑)。音なしで見ていただいても構わないくらい、とってもきれいな映像と、心癒される時間の流れがあります。ぜひ癒やされてください。

<こういったロケは久しぶりじゃないですか?>

 そうですね、こういう機会はとっても貴重です。大島優子として、こういう地球や環境のことにパーソナルに触れられて、かつ表現をしていいので、とっても開放感があるというか。仕事している感じは全然ないです。素顔に近いと思います。

<次回があるなら、どこに行きたいですか?>

 未開拓地とか行ってみたいですね。ジャングルとか、アマゾンとか。あまり知られていない場所に行くことに、番組で伝えることの意味があると思うので。

<最後に、ZAKZAKの読者に向けてメッセージをお願いします>

 ここまで潜っている人はいないと思います。私としてもここまで自然体でできたことが嬉しいし、その辺も見てほしいのと、でもまぁ私がどうこうというよりは、世界はこんなに広くて、見たことのない世界がまだまだあって、感じられるものもまだまだたくさんある。それを体験できる可能性が自分にもあるんだって思っていただけたら嬉しいです。

■大島優子(おおしま・ゆうこ)

1988年10月17日生まれ、栃木県出身。2014年にAKB48を卒業。その後は個人として数々の映画やドラマに出演。ドラマ「東京タラレバ娘」(日本テレビ系)に出演中。「感動地球スペシャル」への出演は2016年の「大島優子のアイスランド~オーロラ舞う火山島~」に続いて2度目。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2517

Trending Articles