◆中日２―７巨人（１０日・ナゴヤドーム）
絶体絶命のピンチでも落ち着いていた。１点ビハインドの６回２死満塁、フルカウント。戸根は思い切り左腕を振った。スライダーを外角に決めて、代打・森野を空振り三振に仕留めた。「代打で出て、あのカウントで見逃すことはないだろう、多分振ってくると思って投げた。球１個分くらいボールでしたけど、感じながら出し入れができました」。追加点を阻止し、流れを奪うと味方が直後に大逆転。今季初勝利を挙げた。
２年目の今季、胸に留めている格言がある。「野村克也さんの本に『喜ぶのは０・１秒早い』と書いてあった。打者なら、甘い球が来たと思った瞬間、強引になって打ち損じる。投手なら２ストライクを取ったと気を抜いたら、甘く入って打たれる。メンタルが大事だと思った」。この日、登板直後の６回１死一、三塁では高橋を三邪飛。続くビシエドは厳しく攻めて想定内の四球。集中力を切らさず、失投は１球もなかった。
勝利投手は戸根となったが、土田の好投も大きかった。１点ビハ インドの５回２死満塁で先発・今村をリリーフし、堂上を低めのスライダーで空振り三振に斬った。「今村の走者をかえすわけにはいかないと思って投げた」。打者１人で降板したが、託された役割をしっかりと全うした。
土田は前回登板、７日の阪神戦（東京Ｄ）で１イニングを５失点。試合後、同学年の捕手、小林誠から「腕の振りが弱かった。変化球でもしっかり腕を振っていこう」と助言された。反省を胸に悪夢を払拭した。
投手陣は７人の継投で２失点。戸根と土田の満塁封じが、逆転勝ちを呼び込んだ。
my message
まず、一言[あっぱれ]と言いたい。
今ジャイアンツは中継ぎ投手が不調気味で勝てる試合を引き分けたりしている中でも最近の戸根＆土田の活躍は本当に[あっぱれ]です。
マシソンや山口が1軍に居るんだがマシソンは試合を壊して山口はちょっと波が有りすぎるんですよ。
戸根＆土田はこれからのジャイアンツを担う若手投手ですから期待して見守りましょう
ワレはジャイアンツ党で
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