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タイガーマスクの正体はアントニオ猪木?…金曜8時のプロレスコラム

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↑IGF事務所に飾られている猪木フィギュア。その中にタイガーマスクが

 アントニオ猪木参院議員(73)が主宰するプロレス団体IGF(猪木ゲノム連盟)の東京・銀座にある事務所の2階に、猪木ギャラリーが今年からできた。猪木VSアリのお宝グッズを始め、日本プロレス時代のパンフレット、幻のフィギュアなどが飾られている。一般公開はしていないが、「月1回はトークショーをやりますから、その時は見て頂けます」と宇田川強EP(エグゼクティブプロデューサー)。

 ムハマド・アリのガウンという、お宝として価値が高いものよりも、興味をそそったのが、猪木フィギュア。何体も並ぶ中で、タイガーマスクのマスクを脱ぐと正体が猪木という珍品があった。2年前にIGFで受注販売した商品でその時の価格は9504円。コラボ企画かと思えば、そうではなく、梶原一騎原作の劇画「タイガーマスク」で猪木がマスクをかぶるシーンが出てくるのだ。

 タイガーを愛する健太くんが虎の穴に連れ去られてしまい、その救出のため、ジャイアント馬場、アントニオ猪木、大木金太郎、吉村道明、上田馬の助、グレート小鹿が、タイガーマスクに扮しておとりになるというシーン。猪木だからこそ商品になったのだが、他の選手のタイガーフィギュアがあったら楽しいだろうなと思う。

 タイガーマスクの正体は、伊達直人だが、これは架空の人物。現実のリングに上がったタイガーマスクは、初代の佐山サトル、三沢光晴、金本浩二、現4代目ら多数おり、オカダ・カズチカが対戦を熱望しているタイガーマスクWもいるが、梶原一騎の原作に忠実なタイガーマスクの正体は、伊達直人のほかに、馬場ら6選手がいたのだった。そのうち存命なのは、猪木と小鹿。原作公認の2人がタイガーマスクになって向き合うなんてことは…ないか。

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