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【中日】アラウホ&ロンドンのマジメぶりに森監督「ここまで投げてくるとは」

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↑並んで投球するアラウホ(左)とロンドン(後方左は森監督)

 中日の新外国人コンビ、身長2メートル左腕のエルビス・アラウホ投手(25)=マーリンズ=と、最速163キロ右腕のホルヘ・ロンドン投手(28)=ホワイトソックス傘下=が沖縄キャンプ初日の1日、いきなり北谷球場でブルペン入りし、捕手を座らせて熱のこもった投球を披露した。

 予告なしの本格投球だった。先月末には「初日に投げるかどうか分からない」と口をそろえていたが、アラウホは43球、ロンドンは42球。ともにスライダー、シンカー、チェンジアップと持ち球すべてを披露した。アラウホは「あえて言うなら40~50%の力加減。それより日本のキャンプはよく走らされるね。足の感覚がないよ」と苦笑い。ロンドンも「7割の力だが悪くなかった」と不敵に笑った。

 森繁和監督(62)は「ここまで投げてくるとは思ってなかった。初日からブルペンに入ると通訳からも聞いてなかった」とベネズエラ出身助っ人2人のマジメぶりを絶賛。「ロンドンは暴れているけど力のある球を放っていた。あいつ…名前を覚えられないんだよな。巨人…ジャイアンツ(アラウホ)は角度とコントロールがいい投球をしてくれた」。他球団のスコアラー陣から「森繁さんがすっげえ笑ってる!」と指摘されるほど、満面の笑みで見守っていた。

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