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【ソフトバンク】柳田、WBC濃厚 右肘回復順調で待望の侍初招集へ

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↑5日、丸刈りでグアム自主トレに出発した柳田

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↑15年にトリプルスリーを達成した柳田

 ソフトバンク・柳田悠岐外野手(28)が、3月の第4回WBCに出場する侍ジャパンへの招集が有力となっていることが12日、分かった。

 昨年11月の強化試合は右肘痛の影響で辞退していたが、状態が万全なら主軸として期待される。また、前回大会のエースを務めたドジャース・前田健太投手(28)が出場を見送ることも判明。投手陣は2大会連続で日本人メジャーリーガー抜きの編成となる可能性が高まった。

 小久保監督の“遺伝子”を受け継ぐ柳田が、世界の大舞台で大暴れする。関係者の話を総合すると、昨年11月の強化試合を辞退した理由となった右肘痛が順調に回復していることもあり、選出が濃厚になった。

 世界一を目指す日本代表に頼もしい侍が加わる。柳田は15年に打率3割6分3厘、34本塁打、32盗塁でトリプルスリーを達成。14年の日米野球では2度の猛打賞をマークし、20打数6安打4打点でMVPも獲得し、国際舞台でも通用する実力を見せている。

 日本人離れした長打力に加え、走力も兼ね備える柳田なら、相手投手によって1番も中軸も任せられ、打線に厚みができるのは間違いない。また、昨季は外野手での出場が0試合ながら現在、外野手登録の内川が一塁手もしくは指名打者に専念でき、守備面での不安を取り除くこともできる。

 今月5日に合同自主トレを行うグアムへ出発する際、自称「侍ヘア」の6ミリの丸刈り姿で登場し、周囲の度肝を抜いた。「選ばれたい気持ちがあるので“侍ヘア”にしました」と猛アピール。「いいパフォーマンスができるように準備してきます」と昨年12月上旬以来のキャッチボール再開も示唆し、南国へ旅立った。

 この日、母校の愛工大名電高で「後藤コウ二(こうじ)賞」(コウは金へんに甲)の表彰を受けた工藤監督は「(最終判断は)キャンプに入ってからになる。もし選ばれるなら全力でプレーできる状態で」と慎重に話したが、2月の宮崎春季キャンプで右肘の状態を最終確認し、問題なければ、球団からも正式にGOサインが出される見込みだ。

 日本代表の小久保監督が、引退した12年オフのソフトバンクの選手会納会で“後継者”に指名し、高級時計をプレゼントした間柄。15年から、小久保監督の現役時代の背番号「9」を継承している柳田が切り札として世界一に貢献し、指揮官を男にする。

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