Quantcast
Channel: Mr.NPB&MLB&NEWS
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2517

【巨人】台湾フィーバー!陽岱鋼は「台湾のスター」入団会見2局で生中継

$
0
0

イメージ 1

↑大勢の台湾メディアを前にして、入団会見を行った陽岱鋼(壇上右は堤GM=読売新聞社提供)

 【台北(台湾)28日=片岡優帆】日本ハムから巨人に5年15億円でFA移籍した陽岱鋼外野手(29)が、出身地で入団会見を行った。地元メディア29社、テレビカメラ25台、報道陣計90人が集結する中「生涯巨人」の覚悟を口にし、日台交流の象徴的存在になると誓った。同席した堤GMは、来季の主催全試合を台湾で放送するプランを披露。会見はテレビ2局で生中継され、現地は陽フィーバーに包まれた。

 台湾での陽岱鋼人気の高さを実感した。前夜27日の現地テレビのニュースでは「陽がいよいよ明日会見」と特集。今年3月の札幌Dのオープン戦で巨人・ポレダから本塁打を打った場面が何度も流れた。この日は、新聞の朝刊で「君品酒店で11時から会見」(酒店はホテルの意味)と時間と場所まで予告。厳重な警備でファンは会場に入れず混乱はなかったが、それほど注目度が高かった。

 14年には福山雅治がコンサート前に会見した最高級ホテル。開始前、報道陣に用意されたケーキバイキングに気を取られていると、台湾テレビ局「民間全民電視公司」の男性アナウンサーから「日本の記者?」と声をかけられた。インタビュー取材の依頼だった。「日本の盛り上がり」などを通訳を通して聞かれ、カメラの前で話した。

 その後、このアナウンサーに「なぜ、こんなに陽が人気なのか」と聞いた。「性格が明るいから。台湾のスターです」と話していた。台湾のスポーツ選手では、米大リーグで活躍した王建民投手に次ぐ人気で、最近のネットのアクセスランキングは陽の記事がダントツ。スポーツ報知の記事もよく紹介されるという。

 台湾の4大新聞の一つ、聯合報(れんごうほう)の女性記者にも聞いた。「陽選手が入って、台湾で巨人ファンが急増しています。来年は多くの人が東京に応援に行くでしょう。私も最近、巨人について勉強しています。好きな選手は長野選手。同世代なのですが、話し方が格好いい」。陽効果で、巨人の他の選手の知名度まで急上昇していた。

 報道陣90人が集まった会見は、台湾のテレビ局2局で生中継された。現地メディアに配られた球団特製のベースボールカードには、陽のサインと日本語で「日本一」と記してあった。今後、台湾で巨人人気が加速すると確信した。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2517

Trending Articles