西武秋山、モヤモヤ払拭へ家族サービス返上特打

家族サービス半日返上特打だ。西武秋山は４日午前、西武第２室内練習場でティーとマシンを約１時間打ち込んだ。遠征が続き、休日のこの日は１日家庭サービスに充てる予定だった。しかし昨年２１６本の最多安打男にすれば、開幕から８試合で３２打数９安打、打率２割８分１厘はモヤモヤ気分。打ってスッキリしたい。「かみさんが気持ち良く行っていいよって送り出してくれたんです。もちろん午後は家族でゆっくりします」と、笑顔を見せた。

　昨年は３試合連続無安打はなく２試合もわずか３回。今年はもう２試合連続無安打を１回記録した。「結果が出れば来ないんですが、汗をかいてモヤモヤを吹き飛ばしたかった。やってすぐ結果がでるわけじゃないけど」と、ヒットマンは少しもがいていた。

　マシンでは左方向に打ち返した。「去年は逆方向を意識して右やセンターに打てた。最近は逆方向の意識が希薄だったと思うんです」と、原因には気付いている。もうひとつ。自分のタイミングでボールを引きつけるのはいいが、相手投手の間合いで差し込まれていた。「微妙な感覚ですが、とにかく振って感じをつかみたかった」。まだ焦る必要はない。安打量産へ、シーズンは始まったばかりだ。

今年も安打製造を頼むぞ、秋山
西武が弱くても秋山は必死に安打製造をやっているので偉いね。