↑小山(左)と柿沢
巨人・小山雄輝投手(27)と楽天・柿沢貴裕内野手(22)の交換トレードが4日、成立した。パンチ力のある若い左打者を求める巨人と、投手陣の層を厚くしたい楽天の思惑が一致した。巨人の堤GMは「楽天の星野さん(球団副会長)から夏頃から小山投手をぜひ欲しい、という話をいただいていた」と明かした。
柿沢はプロ4年目の今季、イースタン・リーグ2位の打率2割8分6厘をマークした伸び盛りの左打者。12年に外野手として入団し、14年オフに戦力外通告を受けたが、育成選手として再出発。ここまで1軍出場はないが、今季は主に二塁手としてイースタンでチーム最多の98試合に出場し、4本塁打、49打点をマークするなど安定した打撃力を発揮した。堤GMは「若手の野手の底上げを図るため、ユーティリティープレーヤーの柿沢選手を指名させていただいた」と説明した。
小山は今季9試合の登板で0勝1敗、防御率4・85だったが、14年には6勝2敗、防御率2・41をマーク。同年の交流戦では3勝を挙げ、交流戦優勝の立役者となった。140キロ台後半の直球と落差の大きいフォーク、カーブが武器。先発とリリーフ双方をこなし、先発投手を中心に投手陣の整備を図る楽天にはうってつけの存在と言える。
◆柿沢 貴裕(かきざわ・たかひろ)1994年7月30日、鹿児島生まれ。22歳。葛飾小1年から野球を始め、鹿児島・神村学園中等部から神村学園高に進み、2年夏から3季連続甲子園出場。3年夏8強。投手として最速148キロ、高校通算23本塁打。12年ドラフト6位で楽天に外野手として入団。14年に戦力外となり育成契約。16年から内野手に転向し、7月に支配下登録された。179センチ、80キロ。右投左打。年俸550万円。
◆小山 雄輝(こやま・ゆうき)1988年12月5日、愛知県生まれ。27歳。大府高では甲子園出場なし。天理大では遊撃手も経験。10年ドラフト4位で天理大初のプロ野球選手として巨人入団。今季1軍では9試合に登板し、0勝1敗、防御率4・85。187センチ、82キロ。右投右打。年俸2800万円。
巨人・小山雄輝投手(27)と楽天・柿沢貴裕内野手(22)の交換トレードが4日、成立した。パンチ力のある若い左打者を求める巨人と、投手陣の層を厚くしたい楽天の思惑が一致した。巨人の堤GMは「楽天の星野さん(球団副会長)から夏頃から小山投手をぜひ欲しい、という話をいただいていた」と明かした。
柿沢はプロ4年目の今季、イースタン・リーグ2位の打率2割8分6厘をマークした伸び盛りの左打者。12年に外野手として入団し、14年オフに戦力外通告を受けたが、育成選手として再出発。ここまで1軍出場はないが、今季は主に二塁手としてイースタンでチーム最多の98試合に出場し、4本塁打、49打点をマークするなど安定した打撃力を発揮した。堤GMは「若手の野手の底上げを図るため、ユーティリティープレーヤーの柿沢選手を指名させていただいた」と説明した。
小山は今季9試合の登板で0勝1敗、防御率4・85だったが、14年には6勝2敗、防御率2・41をマーク。同年の交流戦では3勝を挙げ、交流戦優勝の立役者となった。140キロ台後半の直球と落差の大きいフォーク、カーブが武器。先発とリリーフ双方をこなし、先発投手を中心に投手陣の整備を図る楽天にはうってつけの存在と言える。
◆柿沢 貴裕(かきざわ・たかひろ)1994年7月30日、鹿児島生まれ。22歳。葛飾小1年から野球を始め、鹿児島・神村学園中等部から神村学園高に進み、2年夏から3季連続甲子園出場。3年夏8強。投手として最速148キロ、高校通算23本塁打。12年ドラフト6位で楽天に外野手として入団。14年に戦力外となり育成契約。16年から内野手に転向し、7月に支配下登録された。179センチ、80キロ。右投左打。年俸550万円。
◆小山 雄輝(こやま・ゆうき)1988年12月5日、愛知県生まれ。27歳。大府高では甲子園出場なし。天理大では遊撃手も経験。10年ドラフト4位で天理大初のプロ野球選手として巨人入団。今季1軍では9試合に登板し、0勝1敗、防御率4・85。187センチ、82キロ。右投右打。年俸2800万円。