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大きい番号に変わり活躍した選手といえば…

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中日・平田は「8」→「40」→「6」

杉浦稔大(ヤクルト)が18から58、桜井俊貴(巨人)が21から36に変更するなど、若い番号から大きい番号へと変更になった。期待を受けて若い番号を背負ったが、2人とも思うような結果を残せず悔しい結果となった。

 背番号を剥奪され、発奮して活躍した選手はいたのだろうか…。平田良介(中日)がその一人だろう。平田は大阪桐蔭高時代、3夏の甲子園で準々決勝の東北戦で1試合3本塁打を放つなど、高校通算70本のアーチを描いた。同年の高校生ドラフトでは1位指名を受け入団。背番号は8を与えられるなど、期待はかなり大きかったが、プロ入り後は目立った活躍ができず。10年オフに大島洋平が8を付けることになったため、平田は40に変更。

 40に変わった翌11年は開幕二軍スタートも、5月に昇格すると、6月4日の西武戦、翌5日のロッテ戦で2試合連続サヨナラ本塁打を記録するなど、6月の月間MVPを受賞した。この年、自身初となる2桁11本塁打をマークし、レギュラーに近い存在となった。翌年以降もコンスタントに結果を残し、13年オフに再び一桁の背番号6を勝ち取った。

ヤクルト・村中は「43」に変更し復活

 今季背番号15から43に変更した村中恭兵(ヤクルト)も意地を見せた。06年に入団してから背番号15を付けてプレーした村中は、10年と12年に2桁勝利をマーク。将来のエースとしてチームを引っ張っていくものと思われた。しかし、昨季は一軍の登板なし。二軍でも防御率8.33と精彩を欠き、背番号が43に変更となった。

 43となった今季は開幕直後の3月27日に昇格すると、リリーフで存在感を見せる。また、6月30日の広島戦では5回を2失点に抑え、先発としての勝利も手にした。故障で離脱した時期もあったが、52試合に登板して、7勝3敗6ホールド、防御率3.90と復活を印象付けるシーズンとなった。

 その他、小川龍也(中日)が16から57、堂上直倫(中日)が1から63に変更し、前の背番号時代よりも活躍を見せている。

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